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  • 埼玉、重症妊婦の優先治療目指す 県が母体救命事業開始

     妊婦が病院に受け入れを断られ、十分な治療を受けられない例が相次ぐ中、埼玉県は24日、重症の妊婦を優先的に治療するため、周産期医療と救命救急の連携を目指す「母体救命コントロール運営事業」を始めた。

     県内で唯一の総合周産期母子医療センターに指定された埼玉医科大学総合医療センター(川越市)に、産科医が24時間態勢で待機。恒常的に重症者を受け入れ、治療までの時間を短縮する。

     満床の際には別の受け入れ先を確保する役割も担い、医師の増員費用として約1620万円の予算も確保した。

     従来は、救急隊員らが診療可能な病院を探すため、あちこちに電話をする必要があった。県医療整備課は「妊婦の不安を少しでも解消できればうれしい」としている。

     東京都も、都立墨東病院など8病院に受け入れを断られ妊婦が死亡した問題を受け、重症妊婦をすべて受け入れる緊急対応の病院3カ所を選定。来年2月からの運用開始を目指している。

      【共同通信】