![]() 池の泥からできた腐葉土を手に説明する、群馬工業高等専門学校の青井透教授=11月19日、前橋市 水を抜かずに池から泥除去 群馬高専がシステム開発農業用などのため池の水を抜かずに底の泥を除去するシステムを群馬工業高等専門学校(前橋市)の青井透教授(61)=環境都市工学=らの研究グループが開発した。従来の方法に比べ、池に生息する魚や植物の生態系をそのまま維持しながら低コストで済むのが利点という。 ため池のしゅんせつは、水を抜き取った上でショベルカーなどの重機で泥をすくうのが普通の方法。池には黒メダカやタナゴなど貴重な在来種が生きているケースもあるが、この方法だとそれらの生態系を破壊してしまう恐れがある。 青井教授らのシステムでは、プロペラを付けたホースを使いポンプで泥をタンクにくみ上げるため大掛かりな重機は不要。砂やごみはタンク内で分離され、泥は約20分で腐葉土に生まれ変わる。 ため池の泥は栄養分を多く含むが、従来の方法では泥を乾燥させて腐葉土にするのに約1カ月かかり、産業廃棄物として処理する場合でも費用が高くつくという。 【共同通信】
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