「患者全額の回避が目的」 福島県医大が記者会見福島県立医科大(福島市)の付属病院の患者が、公的医療保険でカバーされない人工血管の費用を大学側に研究費名目で寄付していたことについて医科大の野崎洋一事務局長らは22日、記者会見し「研究費名目の寄付は患者の治療費全額負担を回避するためで、患者のためを思って任意でお願いした」と述べた。 公的医療保険が適用される保険診療に、保険適用外の自由診療を併用した場合、治療費は原則、患者が全額負担となる。ただ、自由診療分の費用を大学研究費などで賄う場合は公的保険が適用されたままとなるといい、医科大は記者会見で「寄付額は研究費で自由診療分を賄ったことにするために使った」とした。 また、野崎事務局長らは、寄付をした患者数は21人で、寄付金の総額は計約765万円とした。医科大は当初、患者30人から計約1000万円の研究費名目の寄付があったと説明。寄付のあった期間も2005年4月から08年3月の間と、当初説明から修正した。 【共同通信】
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