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  • 「映画の街」に銀幕復活 広島・尾道に7年ぶり


     7年ぶりにオープンした映画館「シネマ尾道」=18日午後、広島県尾道市

     大林宣彦監督の「時をかける少女」など多くの作品の舞台となり「映画の街」として知られる広島県尾道市に、映画館「シネマ尾道」が18日、オープン、7年ぶりに街に銀幕がよみがえった。

     多くの映画館があった尾道市もテレビやビデオの普及で減少の一途をたどり、2001年に最後の1館が閉館。「再びシネマの灯を」と飲食店従業員だった河本清順さん(31)が立ち上がり、06年に特定非営利活動法人(NPO法人)を設立し募金を開始。JR尾道駅前のかつての映画館を改修し、映写機や客席は岡山市の閉館した映画館から格安で譲り受けた。

     上映に先立ち、支配人となった河本さんが「100年先まで続くよう頑張ります」とあいさつすると約70人の観客が温かい拍手を送った。

     尾道市の奥河紀久子さん(74)は「また地元で映画が見られるようになって本当にうれしい」と笑顔で話した。

     19-24日には尾道ゆかりの作家林芙美子の原作を成瀬巳喜男監督が映像化した「浮雲」も上映される。

      【共同通信】