袋詰め前か、箱開封後か 段ボールには異常なし中国製冷凍インゲンから高濃度の殺虫剤ジクロルボスが検出された問題で、インゲンが袋詰めされた当該の製品は、中国の工場を出る時点で段ボール箱に入れられ、東京都八王子市のスーパー「イトーヨーカドー南大沢店」に到着するまで箱が開けられた形跡はないことが16日、関係者の話で分かった。 袋にも穴が開くなどの異常がないことが判明しており、殺虫剤の混入は輸送段階ではなく、冷凍処理後、袋詰めされるまでか、スーパーで箱が開封された後の可能性が高まった。警視庁は混入時期の絞り込みを慎重に進めている。 イトーヨーカ堂や輸入元のニチレイフーズ(東京)によると、問題のインゲンは昨年8月、中国黒竜江省の北緑食品の農場で収穫され、すじの除去や洗浄、湯通しなどを経て冷凍。 その後、山東省の煙台北海食品に移され、今年7月に250グラム単位で袋詰めされ、20袋ずつ段ボール箱に梱包されてコンテナに搭載された。青島港を出港して、東京港を経て、埼玉県内の保税倉庫に運ばれたルート上は、ずっと箱の中に入ったままだった。 別の倉庫を経由して南大沢店に入荷したが、店の担当者は取材に「箱には開けられたような異常はなかった」と証言した。 【共同通信】
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