伝説の人物「徐福」シンポ 中韓、台湾からも研究者![]() 不老不死の薬を探すため、秦から日本に渡ったとされる「徐福」をテーマに開かれたシンポジウム=11日午後、佐賀市の佐賀県立美術館 約2200年前に秦の始皇帝から不老不死の薬探しを命じられ、日本に渡ったとされる伝説上の人物「徐福」をテーマに「佐賀・徐福国際シンポジウム」が11日、佐賀市で開かれ、国内や中韓両国、台湾の研究者ら約500人が参加した。 「史記」に登場する徐福は中国では実在したとされるが、日本では史実とは認められていない。だが日本各地に伝承が残り、佐賀県北部の金立山で不老不死の薬草を見つけたとも伝えられる。 シンポジウムで、佐賀大農学部の和佐野喜久生名誉教授は、伝承が残る青森や和歌山、徳島などの遺跡で見つかった炭化米がいずれも長粒種だと指摘し、徐福の船団が持参したものではないかとの自説を展開。その上で「単なる伝承ではなく、徐福を史実として考える動きが盛り上がればうれしい」と述べた。 神奈川県藤沢市から参加した伊藤健二さん(61)は「歴史ロマンをかき立てられた。徐福をきっかけに、日中韓の交流が深まればすてきですね」と期待を示した。 【共同通信】
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