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  • 首相、国会冒頭での解散決断 就任直前の論文で決意表明

     麻生太郎首相が就任直前に執筆した論文の中で、臨時国会の冒頭に衆院を解散すると決意表明していたことが9日、分かった。執筆後に米国の金融危機などが発生したため、判断を変えたようだ。10日発売の月刊誌「文芸春秋」に掲載される。

     タイトルは「強い日本を! 私の国家再建計画」。首相周辺によると、9月22日の自民党総裁選直後に執筆を始め、同月24日の首相就任前に書き上げたという。

     首相は論文で「わたしは決断した。国会の冒頭、堂々とわたしと自民党の政策を民主党の小沢一郎代表にぶつけ、その賛否をただした上で国民に信を問おうと思う」と臨時国会冒頭の解散を宣言。同時に「政権交代のみを訴える彼と、国民の幸せな暮らしと未来、国際協調への具体的な方策を示すわたしとの違いを見てほしい」と強調した。

     首相は1日の衆院本会議で、小沢氏の代表質問に対し「衆院解散はわたしが決める」と答弁。7日の衆院予算委員会では「国民は、まず景気対策という気持ちが強い。きちんと応えた上での衆院解散が正しい道筋」と先送りを示唆した。

      【共同通信】