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  • 経営難の英中堅銀行を国有化へ 取り付け騒ぎ恐れ決断


     27日、国有化が報じられた英中堅銀行ブラッドフォード・アンド・ビングレー(B&B)のロンドンの支店(ロイター=共同)

     【ロンドン28日共同】英メディアは27日、米サブプライム住宅ローン問題の影響で経営難に陥った英中堅銀行ブラッドフォード・アンド・ビングレー(B&B)を英政府が一時国有化する方向で最終調整に入ったと伝えた。

     英銀行の国有化は、昨年9月に取り付け騒動が起こった中堅銀行のノーザン・ロック以来。英政府は民間銀行による救済を模索したが、不調に終わった。既に多額の預金が流出、週明けの株式市場で取引が始まれば、前週末に20ペンス(約40円)まで急落したB&B株に売り注文が殺到、新たな取り付け騒動に発展する恐れもあるとみて国有化を決断した。

     政府はB&Bの全株式を取得した上で、預金業務など一部事業を他の民間銀行に売却。預金は全額保護される。住宅ローンを含む総額500億ポンド(約9兆8000億円)の貸出債権は政府が引き継ぎ、国有化中のノーザンに統合する可能性もある。

      【共同通信】