学校選択制、相次ぎ見直し 「地域との関係薄れた」前橋市と東京都江東区の教育委員会は27日までに、子どもが通う公立小中学校を保護者が選べる「学校選択制」を見直し、住んでいる学区で入学先の学校が決まる「指定校制」を復活させることを相次いで決めた。 前橋市は2011年度から小中学校を、江東区は09年度から小学校を原則として指定校制に戻す。両教委とも「学校と、学校を支える地域との関係が希薄になった」と理由を挙げている。 競争原理による学校の活性化を狙って多くの自治体が学校選択制を導入したが、中教審が現状や課題について審議。文部科学省は「検証をしている自治体もあるが、実際に見直したケースは聞いていない」としており、両教委の決定は今後の議論に影響を与えそうだ。 前橋市は04年度から学校選択制を導入。保護者は小学校で自宅から4キロ以内、中学校で6キロ以内を条件に子どもが通う学校を選択できる。本年度は小学校で7%、中学校で9%の子どもが学区外の学校を選んだ。 【共同通信】
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