山本長官機撃墜、米に暗号筒抜け 古い乱数表を使う【ワシントン27日共同】太平洋戦争中の1943年4月18日、南太平洋の前線巡視に向かう山本五十六・連合艦隊司令長官の搭乗機が待ち伏せた米軍機に撃墜されて長官らが死亡した事件で、旧海軍が本来は破棄すべき古い乱数表を使って長官の巡視日程を知らせる暗号電報を作成、これが米側に解読され撃墜につながったことが27日までに、機密解除された米軍史料で分かった。 米軍が暗号解読を通じて巡視日程を事前に把握していたことは戦後間もなく明らかにされたが、この暗号が規則に反して古い乱数表で作成されていたことが文書で裏付けられたのは初めて。現場最高指揮官の行動日程という最高機密に属する情報のずさんな取り扱いぶりが、事件後65年を経て浮き彫りになった。 史料は米海軍情報部の暗号解読史などと、解読文を記載した2通の暗号カード。戦史研究家の原勝洋さん(66)が米国立公文書館で見つけた。 【共同通信】
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