![]() オランダ南部の街ヒルゼの自宅で、被爆者健康手帳の申請用紙を手にするロナルド・ショルテさん=18日(共同) 元捕虜が被爆手帳申請へ 長崎に収容のオランダ人【ハーグ(オランダ)20日共同】第2次世界大戦中、旧日本軍の捕虜として長崎市にあった福岡捕虜収容所第14分所に収容され、長崎原爆に被爆したオランダ人男性2人が、在オランダの日本大使館を通じて被爆者健康手帳の取得を申請することが20日、分かった。現地でそれぞれ共同通信の取材に応じ「一日も早く援護を」と訴えた。 6月に被爆者援護法が改正され、来日しなくても在外公館で手帳取得手続きができるようになったのを受けたもので、元捕虜による手帳申請は極めて異例。オランダ人被爆者は70人以上いるといい、今後、同様の動きが広がる可能性もある。 在外被爆者支援連絡会(長崎市)の平野伸人共同代表(61)は「援護に関する情報を知らされてこなかった元捕虜の被爆者に光が当たることで、救済の拡大が期待される」としている。 手帳取得を申請するのはオランダ南部に住むロナルド・ショルテさん(84)と、ハーグ在住のアーマンド・ブセラ-さん(84)。 厚生労働省や長崎市は捕虜収容所の収容者名などを記した「捕虜カード」を現在も保管しているといい、ショルテさんらは「被爆の証明は可能」としている。 【共同通信】
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