「最後の魔女」、名誉回復 スイス、226年ぶり【ジュネーブ28日共同】スイス東部グラルス州議会は27日、「欧州最後の魔女」とされ1782年に処刑された女性、アンナ・ゲルディさんの裁判が「不当な死刑判決」だったとして名誉を回復する決議を全会一致で採択した。 スイスのメディアなどによると、同州の名家で使用人として働いていたゲルディさんは、この家の娘に「魔法」を使って食事に針を入れたなどとして拷問を受けた末、町の広場で公開処刑された。 欧州では中世に魔女裁判が横行したが、「啓蒙時代」の18世紀後半にはほぼなくなっており、ゲルディさんがなぜ「魔女狩り」に遭ったかははっきりしていなかった。 しかし、当時の裁判記録を調べた地元のジャーナリストが、ゲルディさんと性的関係を持った家の主人が、ゲルディさんにぬれぎぬを着せて発覚を避けようとしたことを突き止め、本を出版。これをきっかけに名誉回復運動が起きた。 【共同通信】
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