原油、資源高で減益傾向に 4-6月期の大手決算大手企業の2008年4-6月期の決算は原油、資源価格の高騰や米国景気減速のあおりで、減益傾向が強まってきた。31日は電機、鉄鋼の大手各社の連結決算が出そろったが、鉄鋼4社は新日本製鉄など3社の純利益が減益。電機8社は東芝が赤字転落、ソニーなど2社が減益だった。 新光総合研究所の集計によると、30日までに4-6月期決算を発表した企業の4割強が経常増益だったが、減益か横ばいの企業は6割弱を占め、前年同期と比率がほぼ逆転した。 企業業績の悪化は、輸出と並んで日本経済のけん引役だった設備投資の減速につながりかねず、生活必需品の物価上昇で低迷する個人消費と相まって、景気の先行き不安を高めそうだ。 鉄鋼は新日鉄が新興国需要が好調で、売上高が前年同期比7・4%増の1兆1985億円と増収だったが、原材料価格の高騰に製品価格の値上げが追い付かず、純利益は4・5%減の827億円と減益となった。 電機は業績がまだら模様。東芝の純損益は半導体価格の急激な下落や円高の影響で前年の206億円の黒字から116億円の赤字に転落。 【共同通信】
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