3セク鉄道の黒字5社のみ 燃料高騰も影響第3セクター鉄道等協議会は17日、加盟36社の2007年度の経営状況をまとめた。経常赤字に陥ったのは前年度より1社減の31社で、損失は総額32億4000万円に上った。黒字は5社にとどまった。 輸送人員は21社で前年度より減少。多くの3セク鉄道で赤字が続く中、軽油などの燃料費高騰が経営を圧迫しており、同協議会は「燃料費高騰を利用者に転嫁できる状況にもなく、会社によっては存廃が議論されるなど下り坂の状態が続いている」と危機感を強めている。 各社別の経営実績では、赤字額が最も大きいのは北近畿タンゴ鉄道(京都府、兵庫県)の5億6500万円。次いで秋田内陸縦貫鉄道(秋田県)の2億6200万円、天竜浜名湖鉄道(静岡県)の2億5500万円と続いた。 一方、黒字トップは北越急行(新潟県)の12億8200万円で、2位は智頭急行(兵庫、岡山、鳥取県)の5億8600万円。3位の愛知環状鉄道(愛知県)は、沿線企業の利用が増えるなどして前年度の3億円台の赤字から1億6000万円の黒字に転換した。 【共同通信】
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