政府の中止命令受け入れ TCI、Jパワー株の取得問題政府から電源開発(Jパワー)株の追加取得を中止するよう命令を受けた英国系投資ファンド「ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド」(TCI)は14日、命令に対する不服申し立てを見送ったと発表した。中止命令を受け入れ、株取得を事実上断念した形で、約半年に及んだ政府側との攻防は一応決着した。 TCIは、不服申し立てをしない理由として「現時点で政府の結論をひるがえすことは期待できず、不服審査手続きや長期間に及ぶ訴訟を行うことは関係者の利益にならない」と説明、行政訴訟に発展した場合のコストなども勘案し判断したことを明らかにした。 一方で、TCIが9・9%を保有し筆頭株主であるJパワーに対しては「今後もコーポーレートガバナンス(企業統治)改善を求めていく」としており、経営陣との対立は今後も続きそうだ。 TCIは今年1月、Jパワー株の追加取得を国に申請したが、政府は5月13日、外為法に基づく初の中止命令を出し、7月14日が不服申し立ての期限だった。 【共同通信】
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