代金7億円、現金で受領 魚秀役員を任意で聴取中国産ウナギの産地偽装で、水産物輸出入販売会社「魚秀」(大阪市)の非常勤役員を兼務する高知県南国市の水産物加工会社役員が、書類上取引にかかわった東京都内の会社社長から、代金約7億3000万円を現金で受け取っていたことが30日、関係者の話で分かった。 役員が会社社長に取引を持ち掛けたとされ、徳島県警は同日までに役員から任意で事情聴取、詳しい経緯を聴いた。架空会社を製造者とするなど複雑な形にしており、多額の代金を現金でやりとりする方法を含め、産地偽装を隠ぺいする目的だった可能性がある。 兵庫、徳島両県警は30日、合同捜査本部を設置。週内にも不正競争防止法違反容疑で関係先を家宅捜索する。 関係者によると、役員は、魚秀と水産物卸売会社「神港魚類」(神戸市)との取引に絡み、ウナギを扱っていないのに取引伝票を発行した都内の会社社長に、「帳簿上だけ取引の間に入ってほしい」と協力を依頼したとされる。 神港は約7億7000万円の代金を都内の会社に振り込み。会社社長は、もう1社と合わせ「手数料」として約4000万円を差し引き、3月と4月に残りを現金で役員に手渡した。 【共同通信】
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