原発拡大へ国際協力 サミット首脳宣言原案7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)で採択する首脳宣言の原案のうち、地球温暖化関連部分が30日、明らかになった。温室効果ガス排出量が少ない原子力発電の拡大に向け、安全性の確保、技術流出や軍事転用の防止、平和利用の指針作りなどで国際協力を進める「原子力基盤整備イニシアチブ」の創設が柱。主要国(G8)で合意し、中国などにも参加を呼び掛ける。 原発を拡大するのは、温室ガスの排出削減につなげるとともに、原油価格が高騰する中で石油以外のエネルギー源の利用を促進する狙いがある。ロシア、中国、インドなどでも原発建設の動きがあるが、事故や技術流出への懸念も根強い。 このため宣言原案は「核不拡散、安全性、安全保障の三3を確保することが原子力開発の基礎」と明記。国際原子力機関(IAEA)とともに(1)原発の保守点検や核物質保管(2)技術流出や軍事転用の防止(3)平和利用の国際指針作り-などの協力を進めていく方針だ。 【共同通信】
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