立松和平さんの小説絶版 類似の指摘受け作家立松和平さんの小説「二荒」(新潮社)の内容の一部が、福田和美さんの著書「日光鱒釣紳士物語」(山と渓谷社)と類似していることが分かり、新潮社は27日までに、「二荒」を絶版にした。 福田さんから文書で指摘を受けた新潮社などによると、日光にマス釣りに来た外国人をめぐって「二荒」の中で描かれた地元ガイドの会話が「日光-」の中で福田さんが創作したせりふと類似していたという。 立松さんは福田さんの著書に「この本の内容は『歴史』である」などと書いてあったことを挙げて「同書を歴史的事実であると思った」と経緯を説明。巻末で「日光-」を参考文献として挙げているが、同社は「調査の結果、参考の域を超えていると判断せざるを得なかった」として、「二荒」の絶版を決めた。 立松さんは「紛争を回避するため、新潮社と相談し、絶版にしました。該当個所を書き直したものを再出版する予定です」とコメントした。 「日光鱒釣紳士物語」は1999年に日光市職員の福田さんが発表した。 【共同通信】
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