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  •  5月に着工した青森県大間町の大間原発

    大間原発近くに海底断層か 「国の審査不十分」専門家が指摘

     5月に着工した青森県大間町の電源開発(Jパワー)大間原発について、中田高広島工業大教授(地形学)は「原発周辺の津軽海峡の底に長大な活断層が存在する可能性を否定できないのに、国は安全審査で十分考慮しなかった」との見解を原子力安全委員会の会合で11日、表明した。

     中田教授は、国の原発耐震指針改定に伴い、活断層審査の手引改定を進めている安全委検討委員会の委員。「新しい手引にのっとり、安全審査をやり直すべきだ」と指摘している。

     中田教授らは、大間原発付近にある階段状の「海岸段丘」に着目した。下北半島北西部は、10数万年前以降、平たんな海底が地震によって隆起を繰り返してできた地形で、非常に高く持ち上げられているという。

     原発敷地付近は、南10キロの佐井村に比べ、12万5000年前の段丘で約30メートル、20万年前の段丘で約50メートル高くなっていた。中田教授は「最近の地震隆起を示す地形で、原発のある北側が顕著だ」としている。

      【共同通信】