安田弁護士に逆転有罪 強制執行妨害で罰金50万円顧問先の不動産会社社長らに資産隠しを指南したとして強制執行妨害罪に問われた弁護士安田好弘被告(60)の控訴審判決で東京高裁(池田耕平裁判長)は23日、1審の無罪(求刑懲役2年)判決を破棄、罰金50万円の逆転有罪を言い渡した。 山口県光市の母子殺害事件など多くの刑事裁判を担当した人権派弁護士で、死刑廃止運動の中心的存在としても知られ、判決が注目されていた。 顧問先へのアドバイス内容が、弁護士の正当業務か犯罪だったのかが争われ、「被告が資産隠しの具体的方法を指示した」とする不動産会社の元社員の証言の信用性が最大の争点になった。 2003年12月の東京地裁判決は信用性を否定。「元社員は逮捕されたのに不起訴になり、一種の司法取引の形で迎合する供述をしたとみられる」と捜査を批判した。 検察側は「元社員は捜査段階から同様の内容を話し、社長の供述とも符合し高度の信用性がある」と主張。 【共同通信】
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