47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 相次ぐ硫化水素自殺 市販薬剤で、巻き添えも

     硫化水素ガスによる自殺が全国で相次ぎ、19日までの1週間で10人以上が死亡した。家族や周辺住民が巻き込まれるなど影響は深刻だが、多くのケースで身近な市販の洗剤や入浴剤が使われ、関係者は有効な防止策を打ち出せていない。

     昨年7月、神奈川県秦野市の男子大学生(21)が自宅で硫化水素中毒となり死亡。兄(23)と母(49)も病院に運ばれ、その後死亡した。薬剤の瓶が多数見つかり、県警は学生が自殺を図り意図せず家族を巻き添えにしてしまったとみている。

     東京都では今月17日、練馬区で男性(30)が死亡。家族も病院に搬送されたほか、同じマンションの14世帯39人が避難する騒ぎになった。男性宅から洗剤が入ったバケツが見つかった。

     同じ方法による自殺が短期間で広がったのは、インターネットの掲示板への書き込みが一因とも指摘されている。京都府警は今月、23のプロバイダー(接続業者)に自殺方法の書き込みを削除するよう要請した。

      【共同通信】