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  • 海幕、大臣了承得ず聴取 イージス艦衝突事故


     参院外交防衛委を終え、疲れた表情を見せる石破防衛相=28日午後
     海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船の衝突事故で、海上幕僚監部が石破茂防衛相の了承を得ないまま、あたごの航海長を防衛省に呼び、事情聴取をしていたことが28日、分かった。事故当日の19日に護衛艦隊幕僚長が海上保安庁に事前連絡せずに事態把握のためあたごに乗り込んだことも判明した。  石破氏と増田好平防衛事務次官が28日の参院外交防衛委員会や記者会見で明らかにした。衝突事故という重大時に文民統制(シビリアンコントロール)が機能しなかったともいえ、野党の追及は必至。石破氏の管理責任もあらためて問われ、辞任論が一段と強まりそうだ。  増田氏は、海幕の聴取後に大臣室で航海長から事情を聴いた記録は存在し19日夕に海保側にファクスで伝えたとし、記録は取っていなかったとした27日夜の会見内容を一転させた。  石破氏は外交防衛委で、航海長を呼んだとの報告を受けた時刻を、海幕幹部が事情聴取を終えた後の「(19日)正午前」と説明。事後報告となったことに関して「海自として何が起きたか把握する必要があった。不適切と思っていない」と一定の理解を示しつつも、「大臣に呼んでいいかと聞いた方がよかった」と指摘した。
      【共同通信】