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  •  14日、米ワシントンで記者会見するグリフィン航空宇宙局(NASA)局長(右端)ら(AP=共同)

    偵察衛星、落下前に破壊へ 洋上ミサイルで初の撃墜

     【ワシントン14日共同】米国防総省は14日、毒性物質の燃料を積んだまま制御不能となった米国の偵察衛星を、ミサイルにより地球に落下する前に大気圏外で破壊すると発表した。正確な日時は明らかにしていないが、偵察衛星の位置などから今月17日ごろから25日ごろまでが撃墜に適した期間という。  発表によると、衛星が地上の人口の多い地域に落ちる確率は低いが、ブッシュ大統領が万一の危険性を考慮して撃墜を決断した。ただ米メディアは、落下した衛星から軍事機密が漏れるのを回避する狙いや、昨年1月に人工衛星破壊実験を実施した中国に対し米国の技術を誇示する意味もあるのではと指摘している。  撃墜にはミサイル防衛の技術を応用。北半球の太平洋上のイージス艦から発射される海上配備型撃墜ミサイル(SM3)が使われる見通し。記者会見したグリフィン航空宇宙局(NASA)局長は「(洋上からの)戦術ミサイルで人工衛星を破壊するのは初めての試みだ」と述べた。
      【共同通信】