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  •  古紙配合率で偽装があったことを謝罪する日本製紙グループ本社の中村雅知社長(中央)ら=16日午後、東京都中央区

    コピー紙でも「環境偽装」 日本製紙、社長が引責辞任へ

     製紙業界2位の日本製紙グループ本社は16日、中核子会社の日本製紙が生産した再生紙で、年賀はがきだけでなく、コピー用紙やノート用紙、印刷用紙などでも古紙配合率の「環境偽装」があったとの社内調査結果を発表した。中村雅知社長は記者会見で偽装を黙認したことを認め「時期は明確には話せないが、私の進退については覚悟している」と引責辞任する意向を表明した。  年賀はがきの古紙配合比率をめぐっては、日本製紙に加え王子製紙など計5社で偽装があったことが同日新たに発覚。経済産業省は、消費者らの環境配慮の意識を裏切る悪質な偽装が広く行われていた可能性もあるとみて、製紙業界の徹底調査に乗り出した。公正取引委員会も景品表示法違反に当たるかどうか調査する。  中村社長は会見で、長年にわたって多くの品目で偽装が続いていたと説明。その理由について「(古紙の配合比率を上げると)現行の技術力では品質を低下させかねない。メーカーとしては品質を犠牲にできなかった」と釈明した。21日までに社内に調査委員会を設置し原因を究明する。
      【共同通信】