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  • 加ト吉「循環」5ルート 元常務ら2人多くに関与


     「加ト吉」の循環取引で、貿易会社社長宅に家宅捜索に入る香川県警の捜査員=13日午前7時40分、香川県宇多津町
     冷凍食品大手「加ト吉」(香川県観音寺市)を中心とした1000億円を超える循環取引は、偽造印契約書が使われた取引を含め5ルートあり、多くに元常務(68)と香川県の貿易会社社長(58)が関与していたことが13日、関係者の話などで分かった。  偽造印は会社社長が持ち、水産事業本部長だった元常務は事情を知っていたとみられ、県警捜査本部は押収した資料を分析し、全容解明を目指す。  関係者やことし4月の加ト吉の報告書によると、循環取引は(1)加ト吉水産事業本部の3ルート(2)子会社の加ト吉水産ルート(3)加ト吉東京特販部ルートの計5ルート。  (1)は元常務が主導。偽造印契約書が使われた(2)のルートは「証拠なし」としているが、関係者の証言で、元常務が会社社長に連絡し偽造印が見つかったことが判明し、関与が強く疑われている。  会社社長は(1)と(2)の計4ルートに関与。「強い要請」や関連業者に「取引指図書」を出し、かかわっていたという。
      【共同通信】