|
4基で変圧器油漏れ 消火配管の損傷5カ所
新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市・刈羽村)で、タービン建屋の外部変圧器が火災を起こした3号機のほか3基の原子炉で変圧器の油漏れが続いており、消火にも必要な給水配管では5カ所の水漏れがあったことが、21日までの東京電力の所内検査で明らかになった。
いずれも原発の運転上重要ではないとして、耐震の基準が低いレベルに設定されていた機器だが、変圧器火災を所内で消火できず、地元消防が鎮火するまで2時間以上かかった今回の事態で、耐震基準の設定自体も再検討を迫られそうだ。
東電は同日、原発構内の被災状況を報道陣に公開した。
東電によると、同原発の1、2、3、6号機で変圧器からの油漏れがあり、基礎に固定するボルトが折れたり、台座からずれたりしているケースもあった。油漏れのなかった4、7号機でも、変圧器周囲の防油堤の沈下や傾き、目地にすき間が開くなどの被害があった。
【共同通信】
|