新潟県中越沖地震によって柏崎刈羽原発(沸騰水型、同県柏崎市・刈羽村)で測定された揺れの強さ(加速度)が、同原発の1号機から7号機まですべての原子炉で、設計時の想定を上回っていたことが19日、東京電力の発表で分かった。
直下型でマグニチュード(M)6・5の地震を考え得る最大の地震として想定していた、昨年改定されるまでの旧耐震設計指針の不備があらためて浮き彫りになった。原子力安全規制の在り方が問われるとともに、現在全国で進められている新指針に基づく耐震性再点検の作業にも影響が及ぶのは必至だ。
同原発各号機の最下層の床上で得られたデータによると、水平方向の加速度では各号機とも南北方向より東西方向の揺れが強く、322ガル(6号機)-680ガル(1号機)。垂直方向でも各号機共通の想定だった235ガルを7基中6基で上回る205(5号機)-488ガル(6号機)だった。