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  • 元裁判官、再審求め上申書 袴田事件で最高裁に


     上申書を提出後、記者会見する「袴田事件」の1審静岡地裁で死刑判決を書いた元裁判官熊本典道さん(中央)=25日午前、東京・霞が関の司法記者クラブ
     強盗殺人事件で死刑が確定した元プロボクサー袴田巌死刑囚(71)が再審を求めて特別抗告している「袴田事件」で、1968年に1審静岡地裁で死刑判決を書いた元裁判官熊本典道さんが25日、再審開始を求める上申書を最高裁に提出した。  熊本さんは判決翌年の69年に退官。今年3月に記者会見し「公判に出た証拠で有罪にするのはむちゃだと思った。無罪の判決文を起案したが、ほかの裁判官2人を説得できず、死刑判決を書くことになった」と、無罪と考えていたことを明らかにした。  袴田死刑囚は66年に静岡県清水市(現静岡市清水区)でみそ製造会社の専務一家4人を殺害したなどとして、80年に最高裁で死刑が確定したが、冤罪を訴えて再審請求。元世界チャンピオン輪島功一さんらボクシング界も支援している。
      【共同通信】