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  •  新種とみられるクシクラゲの一種。体を海底に固定する糸状のものを、左下に伸ばしている。右に伸びているのは触手(海洋研究開発機構提供)

    たこ揚げのようにユラユラ 新種? 深海生物を発見

     海洋研究開発機構は11日、沖縄から約200キロ南の海底で、新種とみられる深海生物を見つけたと発表した。クラゲに似た透明でゼリー質の体を持つ生物「クシクラゲ」の一種とみられ、胴体から2本の長い糸状の構造を伸ばして海底にくっつき、空に舞うたこのように海中をユラユラと漂っていた。  同機構は2002年4月、琉球海溝で無人探査機「かいこう」の訓練中、水深7、217メートルの海底でこの生物を撮影した。このほど映像を分析し、形態から新種の可能性があると判断した。標本の採取はできていない。  生物は2体撮影され、胴体の長さは10-20センチ、糸状の構造は長さ1・5-2・5メートル程度。ほかに胴体から伸びる1-1・5メートル程度の2本の触手があった。海底に付着して自らは1カ所にとどまりながら、流れてくる体長数センチのナマコなどを触手を使って捕らえ、食べているとみられる。
      【共同通信】