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  •  模擬裁判の判決を終え、記者の質問に答える裁判員に選ばれた加藤吉幸さん=1日午後、東京地裁

    裁判用語の難しさ指摘 東京地裁模擬裁判

     裁判員制度の導入に備え、初めて試行された選任手続きで選ばれた裁判員6人が参加した東京地裁の模擬裁判は1日、「殺人罪に問われた女」に懲役4年(求刑懲役13年)の実刑判決を言い渡し終了した。3日間にわたり審理と評議を繰り返した裁判員からは「最初は証拠って何?という感じだった」など、裁判用語や量刑判断などの難しさを指摘する声が相次いだ。  事件は、33歳の女が交際中の53歳の男からDV(ドメスティック・バイオレンス)を受けた末に刺殺したという設定。女性は「殺されそうになり、やむを得ず刺した」と無罪を訴え、正当防衛が成立するかどうかが争点となったが、結論は「過剰防衛」とされ有罪だった。  判決後、裁判員に選ばれたキヤノンの加藤吉幸さん(59)は「初日は何をやっているか分からなかった。今回は模擬だが、重大な事件で死刑を選択しなければいけないときはすごく悩むと思う」と困惑した様子も。
      【共同通信】