冬柴鉄三国土交通相は1日、高速道路ネットワークの整備や東京周辺にある本社への交通アクセスの便利さから北関東、南関東とも工場立地件数の増加が続いていることなどを盛り込んだ2006年度の首都圏白書を閣議に提出、了承された。
白書によると、北関東(茨城、栃木、群馬)の新たな工場立地は05年度、192件と3年連続で増加。南関東(埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨)も157件で2年続けて増えた。
北関東はまとまった敷地面積を比較的安く確保できる上、高速道路や港湾の整備が進み、効率的な輸送が可能になったと増加要因を分析。南関東は、本社との近さや人材確保のしやすさなどから、研究所や研究開発型の工場が多いとしている。
白書は「インフラ整備の進ちょくにより首都圏の産業活力のさらなる向上が期待されている」としている。