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  • 寂光院放火事件、9日時効 犯人像絞り切れず7年


     放火で全焼し、再建された寂光院の本堂=京都市左京区
     平家物語ゆかりの尼寺として知られる京都・大原の寂光院(滝沢智明住職)で2000年に本堂が全焼した放火事件は、9日午前零時で非現住建造物等放火罪の公訴時効(7年)を迎える。  京都府警捜査1課と下鴨署の特別捜査班は聞き込みを中心に捜査してきたが、依然として犯人像や犯行目的を絞り切れていない。  火災は2000年5月9日未明に発生。本堂を全焼し、堂内の重要文化財「木造地蔵菩薩立像」(鎌倉時代)も焼損した。  本堂に人が住んでおらず、西側縁付近からプラスチック製容器の燃えかすと灯油が検出されたことから、府警は放火と断定。周辺の住民や民宿の宿泊客、寺の関係者らに聞き込みを続け、これまでに不審者約160人を抽出したが「未明の山中で有力な目撃情報がなく、犯行声明もない。個人宅への放火と異なり、恨みといった動機もつかみづらい」(府警幹部)と、犯人特定には至っていない。
      【共同通信】