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  • ミエゾウの頭骨、完全出土 大分、進化解明に期待

     大分県安心院町の前期鮮新世(400万-300万年前)の地層から、古代ゾウの一種「ミエゾウ」の頭骨の化石が、全国で初めてほぼ完全な形で見つかった。発掘調査をしている滋賀県立琵琶湖博物館(同県草津市)などが17日、発表した。  特徴の詳細な分析が可能になると期待され、同館の高橋啓一研究部長は「アケボノゾウや中国のツダンスキーゾウなどの古代ゾウの頭骨と比較でき、相互の関係性や進化の過程を解明する上で極めて重要な発見だ」と話している。  頭骨は幅約1メートル、長さ約0・8メートルで、臼歯やあご、耳骨、脊髄(せきずい)の一部などが含まれており、泥が固まった地層の中で見つかった。現場付近では1987年、ミエゾウの臼歯の化石2個が出土、周辺に頭骨化石が存在するとみられていた。
      【共同通信】