![]() 広瀬章人六段(23)が深浦康市王位(38)に挑戦していた将棋の第51期王位戦7番勝負の第6局が2日、神奈川県秦野市の陣屋で指し継がれ、午後2時36分、100手までで千日手が成立。午後3時半、先後を入れ替え、広瀬の先手番で指し直し局が行われ、午後9時37分、広瀬が161手で勝ち、対戦成績4勝2敗で王位を奪取した。広瀬のタイトル獲得は初めてで、七段に昇段した。 広瀬は不利とされてきた振り飛車穴熊に独自の改良を加えて愛用、”振り穴王子“の異名を持つ。第6局は第1、4局と同じ相穴熊の展開で、両者決め手を欠き、第5局に続いて千日手指し直しとなった。指し直し局は終盤の激しいねじり合いとなり、広瀬が入玉間近の深浦玉を仕留めた。 広瀬章人(ひろせ・あきひと)新王位 1987年東京都江東区生まれ。98年勝浦修九段に入門。2005年四段、第65期順位戦でC1組昇級。09年第40期新人王戦で初優勝。好守のバランスと距離感をつかむうまさが評価されている。 穴熊で存分戦えた 広瀬章人六段の話 千日手局は、相手玉が堅く自信なかった。指し直し局は終盤に負けがあった。最後5三角(155手目)で勝ちと思った。プロ棋界ではすたれた振り飛車穴熊で存分に戦えたシリーズでした。 ミス多いシリーズ 深浦康市王位の話 千日手局は6四歩(83手目)がまずく、千日手は仕方ない。指し直し局は終盤勝ちがあったと思うが、5三角(155手目)をうっかりしました。肝心なところでミスの多いシリーズでした。
[記事全文] 【徳島新聞】
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