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  •  ブレーキが利きにくいとの苦情が出ているトヨタのハイブリッド車、新型「プリウス」。県内販売店にも問い合わせなどが寄せられており、22店舗を展開する長野トヨタ自動車(長野市)は、購入者全員に不具合の有無を電話で問い合わせるなど対応を始めた。ただ、運転している人の中でも、ブレーキの利き方については見方が分かれるようだ。 「一瞬クラッチが切れたような感覚」。長野市のタクシー会社の運転手男性(48)は1月、営業車の新型プリウスで山間部の下り坂を低速走行中、ブレーキペダルを踏むと加速したように感じた。「氷で滑ったかと思った」が、強く踏み込むと利いたという。 5日、松本市の商業施設。新型プリウスで買い物に来た40代の会社員女性も「言われてみれば、ブレーキが少し利きにくいと感じる時がある。修理してくれるなら、お願いしたい」と話した。 一方、昨年6月に購入した保険代理店経営の男性(41)=安曇野市=は「今までの車よりガツンとブレーキが利く」。勤務先の社有車として運転する長野市の40代の会社員女性も「怖い目に遭ったことはない。リコールと言われても実感がない」という。 長野トヨタ自動車には、「自分の車は大丈夫か」「対策は」といった問い合わせが相次いでいる。4日朝から、県内で販売した約900台の所有者に不具合の有無を確認。数人が「ブレーキの利きが悪い」「違和感がある」と話したという。 同社松本南店は約50人に電話。これから納車する人からは「納車時に修理はしてあるのか」などと聞かれたという。同社は「トヨタ本社の方針が決まらない段階で、これ以上の対応は取れない」とする。 営業車の11台に新型プリウスを使っている長野市の別のタクシー会社の社長は、ブレーキの利き方には「従来車種との感覚の違いもあるようだ」と分析。「客の評判はとても良く、現時点で使用停止などは考えていないが、正確な情報が欲しい」と話した。(長野県、信濃毎日新聞社)
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      【信濃毎日新聞】