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HTB再生へ向け意見交換する参加者=佐世保市光月町、中部地区公民館 ハウステンボス(HTB、佐世保市)の経営再建問題で、県立大の川原紀美雄名誉教授(69)=国際経済論=が発起人を務める「HTBの活性化を考える市民の会準備会」は31日、佐世保市内で意見交換会を開き、関係者による協議の場を持つよう提案することを決めた。 HTBは、観光客の減少などで経営が悪化。現在、旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS、東京)が支援するか否かを検討中。意見交換会には会社経営者やボランティアガイド、主婦など県内外の約20人が参加した。 参加者からは「傍観者的立場ではなく、自分たちの問題として再建問題をとらえよう」とする意見が出された。一方で、市が示している固定資産税相当額(年約9億円)を10年間、奨励金として交付するなどの支援策について「公的資金を使ってまで再建する必要はない」「HISがどんな事業計画で再生しようとしているのか分からない」という指摘もあった。 施設運用面で、市内の女性は「『一度行けば十分』という声をよく聞く。園内に説明板がなく、施設の本当の魅力を知らないまま帰る人が多い。歯がゆさを感じる」。東京在住でHTB内の別荘を所有する男性は「アジアの有名リゾートでは来場者を歩かせない。ホスピタリティーが不足している」と話した。 HTBに2度滞在し、ゆかりの人物とされる米国人歌手、故マイケル・ジャクソンさんの記念館を建てたり、JRハウステンボス駅に蒸気機関車(SL)を走らせるなど夢のあるアイデアも出された。 最後に「真の再生のために来場者・定住者、地域住民、事業者、行政の4者協議の場を求める」などとする緊急提案もまとめた。近く市やHIS、九州財界に提出する。
[記事全文] 【長崎新聞】
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