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千葉が区間賞に1秒差 箱根駅伝、東洋大が総合V 東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)最終日は3日、神奈川県箱根町から東京・大手町までの復路5区間、109・9キロで関東19校と関東学連選抜の計20チームが参加して争われ、往路1位の東洋大が通算11時間10分13秒で2年連続2度目の総合優勝を果たした。総合連覇は2002~05年まで4連覇した駒大以来。 往路8位の駒大が復路を制し、東洋大に3分46秒差で2位。往路2位の山梨学院大が3位で、中大は4位だった。10位の明大までが来年のシード権を獲得し、出雲、全日本に続く大学駅伝3冠を狙った日大は15位でシード落ちした。 2位と3分36秒差で復路をスタートした東洋大は7区で田中貴章が区間賞、前回に続き8区を任された千葉優(3年、盛岡南高出)が区間賞に1秒差の1時間6分56秒で区間2位の快走。堅実につなぎ、最終10区のアンカー高見諒がそのまま逃げ切った。最優秀選手は山上りの5区で区間新をマークした柏原竜二(東洋大)が2年連続で選ばれた。 このほか本県関係選手は、専大の佐藤優気(3年、黒沢尻工高出)が補欠登録から6区に起用され1時間2分44秒の区間19位。10区で亜大のアンカーを任された古舘昭久(2年、盛岡工高出)も1時間14分57秒の区間19位だった。亜大の8区に登録されていた小田島昂祐(3年、不来方高出)は、オーダー変更で出場しなかった。 県人2人が支柱 8区千葉と主将・釜石 2年連続の総合優勝を手にした東洋大を本県出身の2人が支えた。1人は前回に続き復路の8区で区間2位の千葉優(3年、雫石中-盛岡南高出)。もう1人は出場機会はなかったものの、東洋大長距離部門の主将としてチームをまとめた釜石慶太(4年、奥中山中-仙台育英高出)。ゴール前で仲間と肩を組んでアンカーを迎え歓喜に浸った。 前回12秒差を逆転しトップを奪った8区の千葉は、今回は断トツのトップでたすきを受け取った。「最初からきつかった」と優勝インタビューで話したように序盤は時折、右脇腹に手を当て苦しそうな様子を見せた。だが、ペースに乱れはない。力強くピッチを刻み、15キロすぎの急な上り坂も淡々と走り抜けた。 1秒差で区間賞こそ逃したが、約4分半あった後続との差をさらに1分も広げた。連覇を盤石にし、大きくうなずきながら9区の走者につないだ千葉は「まだまだ改善するところがある。3連覇したい」と早くも1年後の勝利に照準を定めた。 中継点で千葉の肩をたたいて力走をたたえた釜石は、仙台育英高で2004年の都大路優勝メンバー。5区で区間賞も獲得した。東洋大1、2年時はともに箱根の山登りの5区を任された。3年生の前回は補欠、今年はメンバー入りできなかった。 それでも中継点で選手を励まし続けたチームの精神的支柱。輪になった仲間の真ん中で監督の次に胴上げされ、大手町の宙に舞った。 (角田) 【写真=東京箱根間往復大学駅伝 7区で区間賞の東洋大・田中貴章(右)からたすきを受け取る8区の千葉優=神奈川県平塚市(代表撮影)】
[記事全文] 【岩手日報】
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