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  •  第86回東京箱根間往復大学駅伝(1月2、3日=10区間217・9キロ)に出場する20チームのエントリー選手各16人、計320人が発表され、兵庫県内の高校・中学校出身者は12チームの22人となった。そのうち高校出身者に限ると兵庫は21人で、47都道府県別でもトップに立った。29日の区間配置発表を前に、期待の辻幸佑(中大、洲本市出身)ら兵庫勢を紹介する。【名門復活を誓う 中大4年の辻】 名門、中大の辻が最初で最後の箱根に挑む。3年生だった前回は一度7区に登録されながら調子を落とし、控えに甘んじた。今季は出雲、全日本の両駅伝を走ってたくましさを増し「緊張なんかしていられない。3位を目指す」と誓う。 天性のスピードを持つ辻は、中大で豊富な走り込みを自らに課してスタミナも身に付けた。ハーフマラソンでは、チームの登録16選手中3番手となる1時間3分22秒の好記録を持つ。 「箱根の中大」を意識したのは、洲本市立五色中時代の2001年。山上りの5区で逆転劇を演じた藤原正和(現ホンダ、西脇工高出)の快走を目に焼き付けた。洲本高では全国総体1500メートルに出場するなど、スピードを磨き、06年に中大へ進学した。 レース直前で控えに回った苦い経験から、辻は洲本高の前田泰秀監督が説いていた「全員駅伝」の意味が分かったという。最終学年の今季は「チームは一人では成り立たない」と仲間との「和」を大切にしてきた。 秋からは出雲、全日本と大舞台に立ち「箱根並みの緊張はもう経験した。今はプレッシャーより責任感がある」と力強い。大会最多14度の総合優勝を誇る伝統校も、近年は上位から遠ざかる。躍進には、辻の堅実な走りが欠かせない。(藤村有希子)
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      【神戸新聞】