![]() 野球の関西独立リーグで「女子高生投手」として話題を集める神戸9(ナイン)クルーズの吉田えり投手(17)。3月27日の開幕戦で三振を奪い、鮮烈にデビューしたが、右肩痛による調整遅れが響き、以来1度も登板していない。大勢の観客が駆け付けたゴールデンウイーク中の試合もブルペンでの投球練習を公開するのがやっと。次はいつ投げるの-と、ファンをやきもきさせている。(山本哲志) 吉田投手は神戸球団にドラフト指名され、昨年12月にプロ入り。男子とともにプレーする日本初の女性プロ野球選手とあって周囲は一気に過熱。リーグ開幕戦では1万人を超えるファンが見守る中、九回に2番手で登板。最初の打者には四球を与えたが、次打者を空振り三振に仕留めた。 しかし、開幕前の淡路島でのキャンプ中に痛めた右肩の回復を優先させ、開幕戦以降登板はない。今月5、6日にはスカイマークスタジアムでブルペン入りし、開幕戦以来となる本格的な投球練習を行ったが、いずれも捕手を立たせて20球程度。ナックルボールはほとんど投げなかった。 吉田投手は「(ナックルは)まず直球のフォームを安定させてから。まだ完成度は半分ぐらい。本当は早く試合に出て結果を出したいけど、あせってまたけがをしたくない」と慎重に調整を続けている。 ただ、依然として注目度は高く、吉田投手が試合途中にブルペンに姿を現すと、大勢の観客が一目見ようと近くに移動するほどだった。今後について、中田良弘監督は「近いうちにシート打撃に投げさせたい。順調にいけば今月中には実戦で登板させたい」と復帰プランを練っている。
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