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  • 「年俸が下がっても行きたかった」「求められているのがメジャーなのかと…」−。対照的な物言いの2人が、米大リーグにプレーの場を移す。ブルワーズに移籍する青木宣親外野手(30)とレンジャーズへの移籍が決まったダルビッシュ有投手(25)だ▼ヤクルトで首位打者に3度輝いた青木選手の今年の年俸は、昨季の4分の1にダウンする。それでも「スタートラインに立つことが大事。チャンスをもらった」という▼アスリートなら、最高峰に挑む向上心は当然あるだろう。2000年オフのマリナーズの入団会見で、いつもは冷静なイチロー選手がユニホームに袖を通し、体をくるりと回転させておどけてみせた。多くの日本人選手にとって大リーグは憧れの舞台だ▼しかしダルビッシュ投手は一線を画す。大リーグに「興味がない」と公言していた時期もある。決断の理由の一つを、「(大リーグで)日本の選手が下に見られているのが嫌だった」と語り、日本を代表する投手としての意地、覚悟をのぞかせた▼イチロー選手と松井秀喜選手を別にすればここ数年、日本人選手が大リーグで華々しい活躍をした例はほとんどない。日本人選手の評価は低下気味だ▼最高峰の舞台でレギュラー争いから挑む選手と、「世界中の誰もがナンバーワンと言う投手」を目指すエース。本場を驚かせてほしいし、次代のさまざまな選手に夢を与える歩みを見せてもらいたい。
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      【山梨日日新聞】