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  •  デイケアサービスの利用中に食事がのどにつまり障害が残ったのは、職員が安全保護義務を怠ったためとして、神戸市東灘区の男性(77)と妻(75)が、同市灘区の医療法人康雄会を相手に、慰謝料など約六千万円の損害賠償を求める訴訟を、近く神戸地裁に起こす。 代理人によると、男性は、同法人が経営する同市東灘区の介護老人保健施設を利用。今年六月、デイケアサービスの一環として、約三十人の利用者とともに回転ずし店で食事をしていたが、イカのにぎりずしが誤って気管に入った。 付き添っていた施設の職員が、異物除去の措置をとったが、男性に意識があったため、すぐに救急通報はしなかった。ところが約十分後に男性の心肺が停止。その十分後に駆け付けた救急隊員が気道を確保し、男性は心拍再開したが、低酸素性脳症で機能障害が生じ、現在も寝たきりの状態となっている。 代理人らは「介護従事者として、早期に窒息を発見し、即座に救急通報するのは当然の義務。六人の職員が付き添いながら、呼吸の有無の確認を怠り、通報をせずに異物除去の作業を続けたことは重大な過失にあたる」と主張している。
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      【神戸新聞】