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  •  20日の前夜祭を皮切りに開幕する八幡西区黒崎地区の伝統行事「黒崎祇園山笠」。同地区のあちこちで太鼓競演会の練習や山飾りなど、山笠本番に備え、追い込みの時期を迎えている。 この山笠には八つの山があり、そのうち熊西、山寺、熊手一番と同参番の四つの山笠の人形は直方市の人形師、原田隆さん(41)が制作している。原田さんにとって今回の山笠は特別な思いが込められている。 家業の「原田人形屋」は400年以上続く老舗。福津市津屋崎の本家から分かれ、約120年前に直方市に移った。原田さんは「原田人形屋」の13代目。9年前に先代の父から跡を継いだ。その父、忠さん(66)が今年1月に亡くなった。 跡を継いでからも、忠さんはいつも後ろから原田さんを支えてきたという。原田さんは生前の父を「仕事に関してはものすごく厳しくて頑固そのもの。父である前に師だった」と語る。 若いころには、家業を継ぐことに反発していたが、「これが宿命」と思い、今では人形師に誇りを持っているという。父が亡くなり、多少の不安はあったというが、今は弟の次郎さん(38)とともに祭り文化を絶やさぬよう精を出している。 原田さんは「これからも作品を作り続け、亡くなった父に良い報告ができるよう精進します」と熱っぽく語った。=2008/07/17付 西日本新聞朝刊=
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      【西日本新聞】