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冤罪(えんざい)を主張しながら死刑執行された西武雄さん=当時(60)=の遺族らが福岡高裁に再審請求している「福岡事件」で、再審開始を訴えるキャンペーンが西さんの命日の17日、福岡市の大名町カトリック教会(中央区大名2丁目)で始まった。 事件は1947年5月、福岡市で発生。闇取引に絡み2人を射殺し現金を奪ったとして、西さんら2人の死刑が確定した。しかし、犯行を認めた1人は恩赦で無期懲役になり、無実を訴えた西さんは75年に死刑執行された。遺族らは計5回再審請求したがいずれも棄却され、2005年5月に6回目を請求。支援する熊本県玉名市の僧侶古川龍樹さん(48)は「裁判員制度では市民が死刑判決を下すこともある。キャンペーンを通じて冤罪や死刑制度を考えてほしい」と話している。 同教会では、21日まで西さんの遺品を展示する。入場無料。その他の主な予定は次の通り。19日午後5時半、同教会でシンポジウム「えん罪の構造」(無料)▽21日午後1時半、同教会で作家の森達也さんと毛利甚八さんの対談(一般1000円、大学生以下500円)▽22日午後1時半、福岡市民会館で映画監督周防正行さんらによるトークイベント(500円)。=2008/06/18付 西日本新聞朝刊=
[記事全文] 【西日本新聞】
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