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トランプ氏「朝鮮は中国の一部だった」

米フロリダ州パームビーチの高級別荘「マールアラーゴ」で中国の習近平国家主席(左)を歓迎するトランプ米大統領=6日(ロイター=共同) 米フロリダ州パームビーチの高級別荘「マールアラーゴ」で中国の習近平国家主席(左)を歓迎するトランプ米大統領=6日(ロイター=共同)

 ずいぶん前のトランプ米大統領のインタビューが今になって韓国を騒がせている。「朝鮮は実際、中国の一部だった」との発言だ。トランプ氏は今月12日、米紙ウォールストリート・ジャーナルとのインタビューに応じ、6~7日にフロリダ州で行われた米中首脳会議に触れ次のように述べた。

 「(会談で)彼(習近平・中国国家主席)は中国と朝鮮の歴史に踏み込んだ。北朝鮮じゃなく朝鮮(KOREA)のことだ。数千年に及ぶ歴史、そして数々の戦争についての話だ。それで朝鮮は実際、中国の一部だったんだ。10分間(習主席から)話を聞いた後、私は問題はそんなに簡単なことではないと分かったんだ」

 あたかも、習主席が「朝鮮は中国の一部だった」とトランプ氏に講釈したかのようにも受け取れる。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、インタビューでのこの発言は、その他の主要なテーマに隠れ話題にならなかったものの、18日になりニュースサイト「クオーツ」が取り上げ一気に広まったという。

 ワシントン・ポストは「韓国は長年中国と文化的、歴史的に絡み合い、侵略も受けたが、直接支配下に置かれたことはない」とした上で、トランプ氏の発言は、習主席の言ったことをはしょって語ったもので、習氏が文字通りそう述べたわけではないだろうと指摘。「トランプ氏とトランプ政権が東アジア、特に韓国に関して、その民族主義的な敏感さに鈍感だったのはこれが初めてではない」と批判している。

 トランプ氏の発言は韓国で大々的に報じられ、聯合ニュースによると、外務省報道官は「誤った歴史観を受け入れることはできない」と反発。一方、中国外務省の陸慷報道局長は20日の定例会見で、習氏がどう語ったかには触れなかったものの「韓国が心配することはなにもない」と述べ、中国が「歴史認識」を変更する考えがないことをうかがわせた。 (47NEWS編集部 太田清)