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扉を開けて ルポ ひきこもり

過去記事

悪質業者を告発する緊急会見に参加した木村ナオヒロ。昨年11月に「ひきこもり新聞」を創刊した。

第2部「救世主」(8)「消えた存在」ではない 均一性求める社会に発信

 「家庭教育やフリースクールを認めている国があるのに、日本では学校に行かないと異常視される。世界的に見ても、こんな国は珍しいのではないか」。 ... [続きを読む]

「全国回復センター」がハローワークに出していた求人票。障害者を雇用すれば国から補助金が出る「障害者トライアル雇用」と書かれている。

第2部「救世主」(7)3カ月で550万円 「自立」信じ高額契約

 「全国回復センター」(東京)で働くうちに疑念を抱くようになった角田正和(すみだ・まさかず)(40)は、ある日、寮に入所していた男性の脱走を ... [続きを読む]

「全国回復センター」のホームページ。ひきこもり支援をうたい、全国の親から相談が寄せられている。

第2部「救世主」(6)私物取り上げ軟禁 相次ぐ逃走、常時監視へ

 角田正和(すみだ・まさかず)(40)が勤務していた「寮」は、埼玉県内の静かな住宅街にある。何の変哲もない古い民家。周囲には小学校もあり、農 ... [続きを読む]

角田正和が働いていた「全国回復センター」の施設。ひきこもりの人が集団生活をし、郵便受けは粘着テープで目張りされている。

第2部「救世主」(5)「救いたいなんてうそ」 勤務初日に拘束術

 角田正和(すみだ・まさかず)(40)は、ひきこもりの人の自立支援をうたう業者が運営する施設で、約半年間働いた経験を持つ。「『救いたい』なん ... [続きを読む]

無人駅の柱には「里に来るな」と落書きがあった。「しあわせの里」に強制的に入所させられた人が書いたとみられる。

第2部「救世主」(4)「甘え、たたき直す」 戸塚ヨットの記憶、今も

 むせかえるような緑の匂い。ローカル線の無人駅から山あいの道を20分ほど歩くと、目的地に着いた。入り口には「警戒中。ご用の方はインターホンで ... [続きを読む]

アルバイトを始めた佐藤達弘は、「しあわせの里で知り得た事柄は、第三者に漏らさない」とする誓約書の提出を命じられた。

第2部「救世主」(3)打ち明けた「真実」 警戒くぐり抜け脱走 

 中部地方の自立支援施設「しあわせの里」に強制的に入れられてから1年半がたち、佐藤達弘(さとう・たつひろ)(25)は昨年4月、近くの部品工場 ... [続きを読む]

佐藤達弘は2014年11月、ワゴン車に乗せられ、中部地方にある「しあわせの里」に向かった。木々は赤や黄色に色づいていた。

第2部「救世主」(2)窓に鉄格子、絶望の日々 「ここは最終処分場」

 赤や黄色に色づいた美しい木々が、目の前を流れてゆく。佐藤達弘(さとう・たつひろ)(25)は山の景色を楽しむ余裕もないまま、ワゴン車の後部座 ... [続きを読む]

自宅から無理やり連れ出され、自立支援施設「しあわせの里」に入れられた時の体験を話す佐藤達弘

第2部「救世主」(1)山あいの施設で“修行” 母親は支配者

 東の空がうっすらと白み始める。昨年8月、佐藤達弘(さとう・たつひろ)(25)は車の助手席で身を硬くしていた。「あと少しだ」。山あいの施設を ... [続きを読む]

藤田真一(仮名)が服役する中国地方の刑務所

第1部「無縁」(9)苦しみ、分かち合えれば たった1人の再出発

 あと数日で4月を迎えるというのにまだ冷たさが残る朝。中国地方の刑務所の狭い面会室で藤田真一(ふじた・しんいち)=仮名=と初めて会った。すで ... [続きを読む]

ひきこもりの経験があり、事件の裁判を傍聴した梅林秀行は「貧困問題ととらえていれば、追い込まれなかった」と話す

第1部「無縁」(8)隠れた貧困、支援届かず 「生き延びられる環境を」

 2004年に大阪府東大阪市で両親を殺害したとして、長男の藤田真一(ふじた・しんいち)(49)=仮名=が逮捕された事件は、ひきこもりの「長期 ... [続きを読む]