【日本を創る】東日本大震災がもたらした未曾有の惨禍からどう立ち上がり、新しい日本をいかに創るか
③「国民意識と政治」 劇作家の山崎正和さん
秩序感覚と積極性持つべき 解説の伴う情報公開を
東日本大震災は重大な事件ですが、日本社会はそれ以前から変化していました。民主党が政権を取り、経験の少ない政治家が危機に対応していた。国内総生産(GDP)が下落して慢性的な不況が続き、官僚は「政治主導...【続きを読む】
第1部「安全幻影」負の遺産直視し創造
東日本大震災と東京電力の福島第1原発事故は人々の暮らしを破壊し、日本を不安に陥れた。戦後史に刻まれた2011年3月11日。地震と津波は途方もないがれきの山を残し、原子炉から漏れ出した放射性物質との苦闘はいまも続いている。巨大な複合災害はこの国に何を問いかけているのか。危機管理の不在、原発安全神話、技術立国の過信、名門企業のおごり。隠れていた負の遺産を直視し、新しい日本を創る道を探してみたい。
第2部「『立地』の迷路」
「立地」により地域社会に大きな変動をもたらした原発。その稼働を実際に支えたのは、高い放射線量下の危険な作業を担った労働者だった。定期検査のスケジュールに合わせ全国の原発を転々としながら、事故後の今も...【続きを読む】
第3部「電力改革の攻防」電力改革の攻防
東京電力の福島第1原発事故は、原子力に依存してきた電力事業に疑問を投げかけている。菅直人首相は「脱原発」の姿勢を強め、退陣の条件の一つに再生エネルギー特措法案の成立を挙げた。地域独占に支えられた電力会社が、商工族議員、官僚を巻き込んで阻み続けた電力改革。その攻防の足跡を追い、電力事業を根底から問い直す新たな変革の動きを探った。
第4部「『電力』の覇権」『電力』の覇権
公益企業として地域独占を認められ、戦後社会に“覇権”を築いた電力会社。国策とされた原子力政策推進の中核を担い、政・官・学・メディアの各界に張り巡らせた力で異論に対抗してきた。原発事故を起こしながら、なお既得権益を死守しようとする巨大組織に迫った。
第1部「漂う人びと」今も揺れる被災者の心 迷いと不安、始まる模索
2万2800人を超える死者・行方不明者を出した東日本大震災。「3・11」から100日が過ぎたが、人々の心は今も揺れている。津波で壊滅した港町や地場産業、原発事故で住民が離散した自治体…。迷いや不安の中、各地で復興への模索が始まった。東北の地を興し、新しい日本を創るための手掛かりを探る。
番外編・専門家に聞く地震列島の防災探る
地震や津波にしばしば見舞われてきた日本列島。東日本大震災では、政府や地方自治体の防災対策や被災者救援の問題点も指摘された。地震列島の防災行政や救援活動はどう改善すればいいのか、海外の専門家3人に聞いた。
第2部「再建のハードル」再興妨げる放射線
震災と文明
東京で水がなくなって、ペットボトルが届くのを待つだけだったという。おかしいですよね。川にいっぱい水あるのに。それが一番、象徴的でね。これまで不思議に思わなかったけど当たり前でないことが、二次災害の中で露出したわけです。 食べること、排せつ物の処理、出産、子育て、教育、看護、介護、みとり、紛争解…【続きを読む】
震災後論
東日本大震災から半年が過ぎた。復興への取り組みや原発事故対応、エネルギー問題をきっかけに、社会や政治のありようが問われている。震災後の日本はどうあるべきか。文化人に聞いた。
東日本大震災は重大な事件ですが、日本社会はそれ以前から変化していました。民主党が政権を取り、経験の少ない政治家が危機に対応していた。国内総生産(GDP)が下落して慢性的な不況が続き、官僚は「政治主導」の下で追いやられて萎縮していた。元気を失っている日本への、とどめの一発が震災でした。 震災では…【続きを読む】

























