【路面電車】高齢者が外出する機会が増える !?
LRT(次世代型路面電車)導入を 【琉球新報のコラム】 「買い物難民」という聞き慣れない言葉がある。身近な商店が消失し、車を持たない高齢者らが近くで生活必需品などを買えなくなる問題で、高齢社会が進むにつれ、クローズアップされている…▼県内でも空き店舗が増加し「シャッター通り」となった商店街もあり、中心市街地の空洞化はこれからも進みそうだ。その対策として、トラムで未来をつくる会会長の富本実さんは、LRT(次世代型路面電車)導入を訴えている…▼ここに来て、LRT導入に追い風が吹いてきたようだ。沖縄経済同友会がLRT導入を提言し、県も「現実的」として検討する考えを示した…(2009年10月9日付「金口木舌」)全文
民主党は路面電車に賛成なのか反対なのか 【下野新聞のコラム】 民主党県連が宇都宮市の次世代型路面電車(LRT)導入構想にあらためて反対の立場を鮮明にした▼先の総選挙で宇都宮市を抱える1区では、反対論の石森久嗣氏が導入推進論者のベテラン船田元氏を破って初当選。また比例から2区に転じて再選を果たした福田昭夫氏は知事時代からの反対論者だ。…ところが民主党の政策集には「自動車中心の街づくり政策を転換し、路線バスや軌道系交通を充実」とある。LRT歓迎路線だ。地球温暖化対策を含む環境対策もあるのだろう▼…中央と地方の政策が相反する場合、どんなふうに着地点を見いだすのか。LRT構想には内にも外にも何かと難問が多い。 (2009年10月12日付「雷鳴抄」)全文
高齢者が外出しやすくなる 【山陽新聞のコラム】 なるほど、と思える効果が確認された。街に次世代型路面電車(LRT)を整備したら、高齢者が外出する機会が増えたという。運輸政策研究機構(東京)が、わが国初のLRTが整備された富山市で約千二百人にアンケートした結果だ。約四分の一の人が外出する頻度が増えたと回答し、特に高齢者では三割に上った。もとはローカル線のJR富山港線だったが、市が三年前にLRTに衣替えした。駅の数を増やし、日中は一時間に一本程度だった運行本数も十五分ごとになり、格段に便利になった。
さらに、段差がなくて乗り降りしやすいといった低床車両のLRTの特性が、特に高齢者に外出を促す効果を生んだ、と機構は説明する。…(2009年3月8日付「滴一滴」)全文
【写真】富山市は路面電車の環状線化区間を走る三台の新型車両を白、銀、黒の三色にすることを決めた。写真はそのイメージ図(2009/03/07北日本新聞)
◆利用500万人超え 富山ライトレール
富山市岩瀬地区と富山駅北を結ぶ富山ライトレールの輸送人員が一日、五百万人を超えた。四年としていた開業前の予想より一年半早い達成。十五分に一本の運行による高い利便性、高齢者や障害者が利用しやすい低床車両、全国初の本格的な次世代型路面電車(LRT)の話題性などで沿線住民を中心に観光利用も伸びた。…富山ライトレールはJR富山港線を路面電車化し、平成十八年四月に開業。日中は十五分に一本のペースで運行している。…週一回程度、買い物に利用する村田和子さん(78)=富山市粟島町=は「少し待てばすぐ電車が来る。時刻表を気にせず利用でき、ありがたい」と話す。…全文(2008年11月02日、北日本新聞)【写真】富山ライトレール=富山駅北電停(2008年11月1日)
◆次世代路面電車の試乗会 省エネ型、札幌市
高性能バッテリーを搭載し、架線がない区間でも走行できる次世代型路面電車「ハイ!トラム」の体験試乗会が9日、札幌市内で行われ、抽選で選ばれた市民ら約60人が新型車両の乗り心地を楽しんだ。
鉄道総合技術研究所(東京)が開発した車両は、ブレーキをかけた際に発生するエネルギーをバッテリーに蓄積し、動力源として再利用することで省エネを実現。地面からの高さも35センチと低床式で、高齢者らも利用しやすいバリアフリー対応になっている。 市は昨年11月から実際の路線を使って試運転を続けていた。試乗会には北海道外も含め、1070人から応募があったという。 同市豊平区の会社員佐藤雄介さん(37)は「これまでの市電に比べて乗り心地が良かった。導入されれば乗る機会が増えそう」と話していた。全文
(2008/03/09 共同通信)
◆路面電車を見直そう 長崎市で全国サミット
環境や高齢者に優しい交通手段として路面電車を活用した街づくりを考える「第八回全国路面電車サミット」が20日、長崎市で始まった。 サミットには札幌、高知、熊本など路面電車の走る地域の事業者や自治体担当者、愛好家が参加。現在日本の路面電車は19事業者が運行しているが、次世代型路面電車(LRT、ライトレール)の普及に国土交通省が取り組んでいるほか、渋滞緩和や中心市街地の活性化につながるなどの効果も期待され、あらためて注目されている。 この日の愛好団体の報告で、各地のLRTの導入状況や岐阜県の路面電車を復活させようという取り組みが紹介された。 サミットは22日まで。路面電車とほかの公共交通機関との連携をテーマに討議したり、今年、LRTの運行を始めた第三セクター「富山ライトレール」(富山市)の報告が行われる。全文
(2006/10/20共同通信)
◆次世代路面電車を10都市に 国交省が来年度予算で概算要求
国土交通省は16日、2016年度までの10年間に、全国の約10都市で新たに次世代型路面電車、LRT(ライトレール)を整備する方針を決めた。停留所で次の車両の到着時間を知らせるシステムなどの開発費3億円を07年度予算の概算要求に盛り込む。 道路から直接乗り降りできる路面電車は、高齢者も利用しやすく環境にやさしいことから近年、再評価が進んでいる。国交省は、低床で加減速の性能が優れたLRTを都市内交通機関として有望視、支援に本腰を入れることにした。 今年4月開業の富山港線に続き、環状線を計画している富山市や、既に調査が始まっている宇都宮市、堺市などが候補地に挙がっている。全文
(2006/08/15共同通信)
◆新路面電車は臨海デザイン 川崎重工
【写真】新デザインのスイモの模型=神戸市兵庫区和田山通2、川崎重工業兵庫工場
…スイモは、路面電車では世界で初めてニッケル水素電池を動力源にする。架線がない区間も走れるのが特徴。地面から床面までの高さを三十三センチに抑えるなど、高齢者や体の不自由な人も乗り降りしやすい構造にしている。…新デザインは青と白を基調にし、丸みを帯びた柔らかい外観。臨海都市をイメージしたという。九月にドイツで開かれる展示会に、十分の一大の模型を出す。(内田尚典)記事全文はこちら
(2008/07/19神戸新聞)

