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【不妊治療】医師が誤って別人の受精卵を移植 ミスを誰もチェックできない組織


 【四国新聞のコラム】 …またも重大な事故が起きた。県立中央病院で不妊治療を受けた女性に、医師が誤って別人の受精卵を移植した疑いが高まり、女性は人工妊娠中絶をした。培養容器の取り違えという、信じ難い単純なミスが原因とみられる。
 問題は医師だけでなく、ミスを誰もチェックできない組織の仕組みにある。医師が自らミスを申告した点にわずかな救いがなくもないが、失われた命と、心も体も深く傷ついたであろう女性を思うと、本当にいたたまれない。(2009年2月20日)全文はこちら

 【写真】受精卵取り違え事故で謝罪する松本祐蔵県立中央病院長(中央)ら=県政記者室、四国新聞

 ◆【損害賠償訴訟】女性と夫が病院を運営する香川県に約2200万円の損害賠償を求めた訴訟。第1回口頭弁論が3月18日、高知地裁で開かれた。…(2009年3月19日、四国新聞) 記事全文はこちら

 ◆香川県立中央病院(香川県高松市)の受精卵取り違えで、担当の男性医師(61)が、不妊治療に使わずに廃棄した受精卵の数を治療記録に残していなかったことが23日、分かった。
 誤って20代女性に移植されたのは廃棄予定の別の患者の受精卵とみられ、記録があれば人工中絶に先だって、移植ミスを検証できた可能性がある。
 松本祐蔵院長は「記録は取っておくべきだったと思う」と話し、ずさんな管理態勢をあらためて認めた。今回の問題を受け、同病院は受精卵の廃棄数の項目を治療記録に設けたという。(2009/02/23 11:51、四国新聞)記事全文はこちら

 ◆親子関係確認なく「中絶」疑問も 受精卵取り違え
 「別の夫婦の体外受精卵を誤っておなかに戻してしまった可能性が高い」と医師に告げられ、20代の女性が人工妊娠中絶した香川県高松市番町の県立中央病院の受精卵取り違え問題。中絶という重大な選択に直結するにもかかわらず、病院は、受精卵が本当に取り違えられたのかどうかを確認する手段について、女性側に十分な情報を提供していなかった。技術的、倫理的に難しい問題なのは確かだが、説明の不十分さを指摘する声も出ている。(2009/02/23 09:27、四国新聞)記事全文はこちら

 ◆受精卵、ミス防止マニュアル作成 取り違えで病院(共同通信)
 不妊治療患者の受精卵取り違えを受け、香川県立中央病院(高松市)は20日までに、複数のスタッフによる相互チェック態勢の構築や、培養容器の識別方法の改善などを定めたマニュアルを作成した。(2009/02/20 08:52)記事全文はこちら

 ◆受精卵取り違え 不妊治療、9週目に人工中絶(四国新聞)
 香川県は19日、高松市番町の県立中央病院で昨年9月中旬に不妊治療を受けた同市内の20代の女性に、誤って別の患者の受精卵を移植した疑いがあるとして妊娠9週目の11月中旬、人工中絶をしたと発表した。産婦人科の男性医師(61)が受精卵を培養する容器を取り違えたことが要因。受精卵の取り違えは2000年に石川県内の医院で発覚したが、厚生労働省は「全国的にみても妊娠にまで至ったケースは聞いたことがない」としている。(2009/02/20 09:45)記事全文はこちら

 ◆夫激怒、言葉失う妻 院長、あいまい説明に終始(四国新聞)
 妊娠の歓喜が一転、人工中絶の苦しみに―。不妊治療で受精卵を取り違えたとされる県立中央病院の医療事故。夫婦が抱える悲痛な思いをよそに、19日に謝罪会見を開いた松本祐蔵院長らは「理由は分からない」「事実関係も断定できない」とあいまいな説明を繰り返した。
 病院によると、昨年11月上旬に担当医や松本院長らが夫婦の自宅を訪れ、2度にわたり謝罪。治療に託した希望を信じられないようなミスで裏切られたショックからか、夫は「いいかげんにしろ」と声を荒げ、妻は言葉を失ったままだったという。(2009/02/20 09:45)記事全文はこちら

 ◆「あってはならないこと」関係者に衝撃 不妊治療(四国新聞)
 「ミスはあってはならない」「まさかの事故で驚いている」―。19日発覚した県立中央病院(香川県高松市番町)での受精卵取り違え事故。香川県内でも体外受精などの特定不妊治療件数は年間460件を超えており、治療にかかわる医師ら関係者に大きな衝撃を与えた。(2009/02/20 09:46)記事全文はこちら


 ◆受精卵取り違え事故の経緯(四国新聞)

 ◆担当医「償いようがない」と謝罪 香川の受精卵取り違え(共同通信)
 香川県立中央病院(高松市)で昨年、不妊治療を受けた20代女性が別の患者の受精卵を移植され、人工中絶した問題で、担当した男性医師(61)が20日朝、共同通信の取材に応じ、「わたしのミス。償いようがない」と謝罪の言葉を口にした。(2009/02/20 10:29)記事全文はこちら

 ◆不妊治療で別人の受精卵移植 香川、9週間後に人工中絶(共同通信)
 香川県は19日、県立中央病院(高松市)で昨年9月中旬に不妊治療を受けた同市の20代女性に、誤って別の患者の受精卵を移植した疑いがあることが分かり、約9週間後に人工妊娠中絶をしたと発表した。(2009/02/19 19:47)記事全文はこちら

2009/03/19 20:08

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