【春闘】トヨタ労使にリコール重く 一時金満額割れ「ギリギリの妥結」
豊田章男社長は悩んでいたという…【中日新聞の記事】トヨタ自動車の2010年春闘交渉は17日、焦点の一時金(ボーナス、夏冬合計)が組合要求を4万円下回る組合員平均180万円(基準内賃金5カ月分プラス6万円)で妥結した。大規模リコール(無料の回収・修理)に直面する中で厳しい交渉が続いたが、労使一体で難局を乗り切るための「ぎりぎりの妥結点」で決着した。
一時金の満額割れは2年連続で、トヨタ自動車工業とトヨタ自動車販売が合併した1982年度以降初めて。賃金は組合要求通り、定期昇給(定昇)に相当する賃金制度維持分(組合員平均月額7100円)を確保した。
妥結後に記者会見した小沢哲トヨタ専務(労務担当)によると、昨年6月の就任後、初の春闘に臨んだ豊田章男社長は「組合員の例年にない頑張りに報いたい思いと、利益を出せていない現実やグループの結束とのはざまで悩んだ」と、難しい経営判断だった点を率直に述べたという。
豊田社長はさらに、大規模リコールへの対応について「信頼回復に向け、販売店や仕入れ先との結束を守らなければならない」との意向を表明したといい、業績回復の遅れとともに、一時金の満額回答を避けた判断要素になったとみられる。…(2010年3月18日)全文はこちら
2010/03/18 09:24

