36.3%
共同通信社が3月6、7両日に実施した全国電話世論調査で、鳩山内閣の支持率は36・3%と、2月の前回調査より5・1ポイント下落した。昨年9月の内閣発足以来、支持率が40%を割り込んだのは初めて。不支持率は前回比3・8ポイント増の48・9%だった。…(2010年3月7日)全文
半年で半減【高知新聞のコラム】瓶の中の酒が半分になった時どんな気分になるか。まだ半分残っていると考えられるのは楽観主義で、半分しかないと落ち込むのは悲観主義との言い方がある。民主党は共同通信社の世論調査をどう受け止めるのだろう。昨年9月の発足時、72・0%あった鳩山内閣の支持率が36・3%まで下がった。半年で半減、ではしゃれにもならない。この夏の参院選を考えると、楽観より悲観の方に傾斜する関係者が多いのではないか。…(2010年3月9日付「小社会」)全文
半額セール【山陰中央新報のコラム】 鳩山首相より舛添首相です−本紙が加盟している共同通信社の世論調査で「首相に最もふさわしい政治家」を聞いたところ舛添要一・前厚生労働相がトップ。2位の鳩山由紀夫首相を大きく引き離し、その差は3倍近く開いた。世論版首相レースでは「舛添首相」の圧勝である
▼同じ調査で鳩山内閣と民主党の支持率も足並みそろえて下降線をたどる。鳩山内閣の支持率は、政権発足時の昨年9月72%から半年後の今年3月は36%に半減。政権交代の高揚感が賞味期限を過ぎて「半額セール」に値踏みされている
(2010年3月9日付「明窓」)全文はこちら
立派な着物【北海道新聞のコラム】 「この立派な着物は立派な人にだけ見えます」とだまされ、王は服を着ないままパレードに出た。みんながその威容をたたえる中、子供が叫ぶ。「王様は裸だよ」
▼童話「裸の王様」の愉快さは、この先「そうだ、裸だ」とみんなが応じるところにある。いや違う、立派な姿だと言い続けたら話にならない。そんな「服が見える」状態でいるのが今の民主党ではないか。昨日の朝刊で世論調査結果を読んで思った
(2010年3月9日付「卓上四季」)全文はこちら
半年で半減【高知新聞のコラム】 瓶の中の酒が半分になった時どんな気分になるか。まだ半分残っていると考えられるのは楽観主義で、半分しかないと落ち込むのは悲観主義との言い方がある。
民主党は共同通信社の世論調査をどう受け止めるのだろう。昨年9月の発足時、72・0%あった鳩山内閣の支持率が36・3%まで下がった。半年で半減、ではしゃれにもならない。この夏の参院選を考えると、楽観より悲観の方に傾斜する関係者が多いのではないか。
(2010年3月9日付「小社会」)全文はこちら
旧民主党は「上意下達型の政党」を否定していた【北海道新聞のコラム】 …近ごろ「らしさ」を口にする場面が多いのは、鳩山由紀夫首相だ。「民主党らしさが戻ってきたなという姿を見せたい」。…民主党らしさとは何か。鳩山首相は「野党時代のような歯切れの良さだ」という。たぶん、心の底には1996年に菅直人氏らとつくった旧民主党への郷愁があるのではないか▼旧民主党は「上意下達型の政党」を否定していた。…「政治とカネ」の問題は、民主党に強いダメージを与えている。参院選への影響を心配する非・小沢氏系の閣僚からは、幹事長の進退に触れる発言も出てきた。だが、いかにも遠回しで、江戸っ子のような歯切れの良さはない。政権を取ってから、民主党らしさが薄れつつある。(2010年3月1日付「卓上四季」)全文
このところの民主党はどうもおごりが目に付く【岩手日報のコラム】 今どき、こんなことを言って恥じない政治家がまだいたのかとあきれ、驚いた。石井一民主党選対委員長が「鳥取と島根は日本のチベット」などと発言したという。▼本県もかつてはそう呼ばれた。鳥取県では自民党県連だけでなく、市長会まで抗議声明を出すなどひんしゅくを買っている。確かに地域主権の理念が本気なのか疑わしくなる。このところの民主党はどうもおごりが目に付く。…▼長崎県知事選でも党幹部の発言をどう喝、利益誘導まがいと受け止める向きがあった。「変革」の看板の裏側に隠れていた旧来の体質がちらつく。(2010年2月25日付「風土計」)全文
1年前と政界の景色が似てきた【西日本新聞のコラム】 1年前と似てきた。政界の景色のことだ。・・・▼小沢氏の幹事長続投を望む声は自民党内にもある・・・。「攻めやすい」ということらしい。1年前も自民党は、小沢氏が退いて民主党が世代交代するのを恐れた。もっとも、民主党も自民党の顔が交代するのを恐れていた▼ 顔が谷垣禎一氏に代わった現在の自民党も党勢回復はままならない。民主党からも「そのままでいいよ」の声が聞かれる。かくして、攻守が交代しただけで互いに「そのまま」と願い合う構図は変わらない、という奇妙な展開になりつつある。政界の根雪を解かす春は来るのだろうか。 (2010年2月6日付「春秋」)全文
羊、虎を仮る【北海道新聞のコラム】「羊、虎を仮(か)る」とことわざにいう。非力な羊が、虎の皮をかぶり威張っている姿だ。外見は立派だが中身がない、見掛け倒しという意味になる
▼鳩山政権の支持率が急落した世論調査結果に、ふとそれが浮かんだ。有権者の迷いが大きくなっているのだろう。民主党は政権交代で猛虎の勢いを示したけれど、もしかしたら羊ほどの力しかないのかもしれない、と…(2010年1月20日付「卓上四季」)全文はこちら
だんまりは疑念深めるだけ 【信濃毎日新聞のコラム】…ことに政治とカネの問題は、説明が尽くされれば、疑心はある程度晴れる。逆にだんまりを決め込まれたら、膨らむばかりだ。小沢氏にはあらためて注文する。土地購入に充てたのは自らのお金というのなら、説明すれば道が開ける
満足な説明がない場合、やましいからだろうと受け止めるのが自然だ。放っておけば、いずれは愛想を尽かされることになる。小沢氏の持ち時間はあまりない。共同通信社の全国電話世論調査で、鳩山内閣への不支持が支持を初めて上回った。兆候は表れている。(2010年1月19日付「斜面」)全文はこちら
「献金=政治とカネ」 【福井新聞のコラム】 献金、景気、基地問題の「3K」が焦点とされた通常国会。が、小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体をめぐる検察の捜査で、がぜん「献金=政治とカネ」問題にスポットが当たりそうだ
▼本来なら、厳しい経済状況を考慮して新年度予算案などを集中審議し、早期成立を目指すべきだろう。しかし小沢氏の説明が十分でない以上、致し方ない
▼小沢氏は「形式的なミス」で元秘書らが逮捕されたのは容認できず「断固として戦う」と検察側に宣戦布告。鳩山由紀夫首相も「どうぞ戦ってください」と援護射撃した…(2010年1月19日付「越山若水」)全文はこちら
説明納得は「数%」だんまりは疑念深めるだけ 【北日本新聞のコラム】「人は新しいぶどう酒を古い革袋に入れるようなことはしません。そんなことをすれば革袋は裂けてぶどう酒が流れ出してしまい、革袋もだめになってしまいます」とは『新約聖書』の一節である。ここから「新しい酒は新しい革袋に盛れ」の箴言(しんげん)が生まれた。
鳩山由紀夫首相が言う「新しい政治を求める国民の声が圧倒的にある」は、その通りだろう。新しい政治を新酒とみなすなら、新政権は新しい革袋のはずだった。だが、多くの国民は新酒が古い革袋に盛られていたことに気付き始めた。共同通信社の世論調査で、鳩山内閣を「支持しない」がついに「支持する」を上回った。…(2010年1月19日付「天地人」)全文はこちら
◆内閣不支持44%、初の逆転 小沢氏続投に反対73% (2010/01/19 01:31、共同通信)
消極的支持 【千葉日報のコラム】…やはり、首相の元公設秘書が偽装献金事件に絡み在宅起訴されたことが支持率低下の最大要因に挙げられる。首相は釈明の記者会見を行ったものの、「納得できない」との回答が大多数。国民には「説得力はいまひとつ」と映ったようだ
▼それでも、この問題については「改善策を講じ首相を続投すべきだ」とする回答が64・3%で、「引責辞任すべきだ」の3倍以上に上っているのが目を引く。国民は、この献金問題を意外と寛容な目で見ているようだ
▼支持率が低落したとはいっても、国民の間で“消極的支持”はいまだ健在-といったところか。来年度予算案の年内決定もどうにか果たせたところでもあり、首相はきっと「今後盛り返すことは十分可能」と胸をなで下ろしたことだろう…(2009年12月28日付「忙人寸語」)全文はこちら
ハネムーンの終わり 【山陰中央新報のコラム】 …新政権が発足して100日余、優しく見守るハネムーン期間も過ぎ去った。政権交代を実現し、既存事業の仕分けなどに成果も見えるが、予算も大盤振る舞い。将来への付けを考え、ふに落ちない思いで、新聞に目を通した人も多かろう。内閣支持率もじりじりと下がる▼この政権の目指す国の姿は、どうも見えにくい。年の瀬、冬の時代が続く雇用最前線をはじめ、市井にはさまざまなうめき声が漏れる。いつまでもハネムーン気分とはいかない。政権交代に明日を託した有権者の不満は募るばかりだ。(岳)(2009年12月26日付「明窓」)全文
内閣支持率低下 初心に帰り公約実現図れ 【琉球新報の社説】 共同通信社が10月31日と11月1日の2日間、実施した全国電話世論調査で、鳩山内閣の支持率は61・8%となり、9月中旬の調査に比べ10・2ポイント下落した。支持率が下がったのは、在日米軍再編の日米合意見直しをはじめ、総選挙の際に示した政権公約(マニフェスト)を履行していないことが最大の要因と言えよう。鳩山内閣の全閣僚は、与党が国民に約束した政権公約、そして民主、社民、国民新3党の連立合意を初心に帰って読み返し、心に刻んでほしい。…政権公約を軽視してはいけない。国民の政治不信を招かないためにも、約束したことはきちんと守ってもらいたい。(2009年11月4日)全文
【中日新聞のコラム】 …千葉市長選挙で当選した熊谷俊人さんは三十一歳。…経験不足ではないか。こんな懸念が有権者にあったことは十分に想像できる。それでも前市長が汚職事件で起訴される中、部下だった前副市長の立候補への拒否感の方が強かった▼政令市の市長選でみると、民主党は名古屋、さいたま両市に続いての三連勝。共同通信社が行った最新の世論調査で、麻生内閣の支持率が二割を切る一方、不支持率が七割台に乗った結果とも無関係ではあるまい▼衆院選の前哨戦とされる残りの静岡県知事選、東京都議選を待たずとも、民意が変革を求めているのは明らか。政権運営の経験は今や、与党が思うほどの価値を有していないのである。(2009年6月16日付「中日春秋」)
【関連の47トピックス】総選挙
◆【最新世論調査】
共同通信社が8月26、27両日に実施した衆院選に関する全国電話世論調査(第6回トレンド調査)によると、麻生内閣支持率は23・6%(前回18・5%)だった。…(2009年8月28日、共同)
◆8月26、27両日の全国電話世論調査…記事全文はこちら
◆8月15,16両日の全国電話世論調査…記事全文はこちら
◆8月8、9両日の全国電話世論調査…記事全文はこちら
◆8月1,2両日の全国電話世論調査…記事全文はこちら
◆7月18、19両日の全国電話世論調査…記事全文はこちら
◆7月3、4両日の全国緊急電話世論調査…記事全文はこちら
◆6月13,14両日の全国緊急電話世論調査…記事全文はこちら
◆5月16、17両日の全国緊急電話世論調査…記事全文はこちら
◆4月28、29両日の全国電話世論調査…記事全文はこちら
◆3月25、26両日の全国緊急電話世論調査…記事全文はこちら
◆2月17、18両日の全国緊急電話世論調査…記事全文はこちら
◆1月10、11両日の全国緊急電話世論調査)…記事全文はこちら
◆2008年10月18、19日の世論調査…記事全文はこちら
【山陰中央新報のコラム】 面白いゲームがある。ヨーイ、ドンでみんなが一斉に走り始める。ここからがみそ、途中でピストルが鳴ると、逆方向に走るのがルール。これを何回か繰り返すと、一位はビリに、ビリは一位にと順位はぐちゃぐちゃになる▼何だか今の自民党と民主党の関係に似ている。というよりか、そっくり。献金事件以前の民主党は自信満々。…支持率が10%割れ寸前まで追い込まれ、青息吐息だった麻生内閣は降ってわいたような献金事件で突如、復活。このまま総選挙をと意気込んだが、民主党の党首交代でおじゃん、すべては元の木阿弥…(2009年5月22日付「明窓」)全文
【愛媛新聞のコラム】 …英国の下院は任期を一年残して解散、総選挙を実施するのが慣例という。しかし、英国も同時不況に見舞われている。支持率低迷もあってブラウン首相は、「失業や経済対策が優先」と繰り返すばかりだとか。どこかで聞き覚えのあるフレーズだ▲英国で発達した議院内閣制は下院、日本では衆議院の多数を制する政党が内閣を組織するのが通例だ。ただ議会と政府が同じ意思に支配されることになり、議会を通じて政府を監視する機能が働かなくなる弊害がある▲それを防ぐのが政権交代だ。有権者の支持を得られない政権は退陣しなければならない。日英両政権の「交代逃れ」戦術は、いつまで続く。(2009年5月19日付「地軸」)
【 秋田魁新報のコラム】 米誌ニューズウィークの日本版最新号の表紙に「ポンコツ政治」の見出しが躍った。同誌ならではのセンスと皮肉だろうが、残念ながら日本の政治の現状を言い得て妙である▼自民党政権の体たらくを批判した記事を読むと、自国民としても「ポンコツ政治」の指摘を否定できない悔しさが残る。二大勢力を目指す民主党の小沢一郎代表の公設秘書逮捕以前に脱稿したようだが、巨額献金事件が発覚していればどんな見出しになったのか▼米誌は、首相が相次ぎ政権を投げ出して1年刻みで交代する異常さや麻生太郎首相の失言、前財務相の失態などを列挙。「日本の政治家の失言はもはや伝説的なレベル」とやゆしている。政治の頼りなさは、もはや罪深くさえある…(2009年月3日10日付「北斗星」より)
【東奥日報のコラム】…経済のさらなるカンフル剤と外交をてこに解散を描く首相。不信任や問責をうかがいつつ機を狙う野党。表紙を変えねば戦えないと、論もどこやらに蠢動(しゅんどう)する与党。難解な三次方程式にも似た構図が、あすを一層見えにくくしている。
花に嵐か、メイ・ストーム(五月の嵐)か。はたまた任期散るまでの混迷か。政治の常道は、民の声の赴くところにあり。そう思いつつ一票を使える日に備えるか。(2009年3月3日付「天地人」)全文はこちら
【山陽新聞のコラム】 …麻生政権は支持率の悪化が著しく、回復の兆しは見えない。自民党内では二〇〇九年度予算案の衆院通過を待ち受けていたかのように、倒閣の動きさえ顕在化してきた。
麻生太郎首相の求心力低下は目を覆うばかりだ。巻き返しを図るには衆院の解散・総選挙に打って出て、国民の信任を得るしかないのは分かっているはずだが、支持率低迷で決断できないようだ。
要するに「立ち往生」の状態ではないか。このままいけば「立ち枯れ」になる恐れもあろう。麻生首相の悩みの深さは想像できるが、不況にあえぐ国民の存在は視野にあるだろうか。
世界的な経済危機の中で、日本は立ち往生している。立ち枯れを防ぎ、再生への確かな歩みを進めるには政治の強い力が欠かせない。季節と同じように、国民は景気にも春の訪れを待ちわびている。(2009年3月2日付「滴一滴」)全文はこちら
【中日新聞のコラム】 内閣支持率は超のつく低迷。政権浮揚を狙った日米首脳会談でも、オバマ米大統領に軽くあしらわれた風(ふう)で、確かにいいところがない。党の「看板」を掛けかえなければ選挙を戦えないと考えるのはある意味、当然だ▼だが、待ってほしい。今のまま看板だけかえられると、それはまたも、国民の信任を得ていない日本の新たな看板ということになる。このパターンは既に安倍晋三さん、福田康夫さん、そして麻生さんと三度も続いている▼何度も書くけれど、早期に解散すべきだ。「うどん」の看板を「UDON」にかえても店内が突然、洋風になるわけはない。総選挙を経ないで首相が代わっても、また一つ正統性のない政権が生まれるだけだ▼いつまでも帰らないバーの酔客のように、解散を引き延ばし続けるのはやめてほしい。カウンターの向こうから国民がかけている声が聞こえないのだろうか。「もう、看板ですよ」(2009年2月28日付「中日春秋」より)
【下野新聞のコラム】「あのときと同じだ」と多くの自民党議員が話す。「あのとき」は八年前、森政権のことだ
二〇〇一年二月十日、ハワイ沖で愛媛県の水産高校実習船と米原潜の衝突事故が起きた。…(2009年2月24日付「雷鳴抄」より)
【長崎新聞のコラム】麻生首相は満身創痍(そうい)である。選挙の顔として登場したはずが、解散・総選挙に打って出られない。「政局よりも政策」と言い続けてきたが、うまくいかない。もはや「政策よりも政権(維持)」か…(2009年2月24日付「水や空」)全文はこちら
◆民主党の小沢一郎代表は2月22日、麻生太郎首相に対する参院での問責決議案提出について「問責に値する首相だとは思う。国民の信頼を完全に失っていることは明らかだ」と述べ、総辞職すべきだとの認識を示した。麻生首相は同日「自民党以外に景気対策はできない。民主党に政権を任せることはできない」と強調したが、2009年度予算案は週内に衆院を通過し年度内成立が確実になる見通しで、自民党内でも「麻生降ろし」が加速しかねない情勢だ。…(2月22日共同通信)記事全文はこちら
【信濃毎日新聞のコラム】「大島暦」と政界で呼んでいるカレンダーがある。自民党の大島理森国対委員長が愛用する手作りの日程表だ。講演を聞く機会が先日あり、A3判の写しをいただいた。外せない国会内、国会外の日程が書き込んである…(2009年2月20日付「斜面 」より)
【山陰中央新報のコラム】定行進化なる論がある。一定の環境下、動物などは体がどんどん大きくなり、器官の一部の特殊化が進むという説だ。象の鼻やキリンの首がそう。体が大きくなった典型が恐竜だそうだ…(2009年2月20日付「明窓」)
【下野新聞のコラム】 「悲観主義は気分によるもの」。フランスの哲学者アランの言葉を引用し、経済危機に立ち向かう姿勢をみせている麻生太郎首相も、今回ばかりはそうも言っていられないだろう…(2009年2月19日付「雷鳴抄」より)
【山陽新聞の社説】 …中川氏の辞任劇は、いったんは続投を指示した麻生首相の迷走ぶりを際立たせた。…最優先課題である景気対策や予算を担当する中川財務相の辞任は麻生政権への致命傷ともなろう。…麻生政権は自壊寸前の末期症状を呈してきたと言わざるを得ない。(2009年2月18日付「社説」より)
【新潟日報のコラム】 …小泉政権は二〇〇一年から構造革に突き進んだ。柱は郵政民営化と道路特定財源の一般財源化といっても過言でなかろう。小泉内閣の閣僚だった現首相が、こともなげに「郵政民営化には賛成ではなかった」と言う。一般財源化も、結局は公共事業優先の“ひも付き”交付金に変わっただけだ。十年近いこの間の政治は何だったのか…▼解散、定額給付金、消費税、基礎年金、“渡り”…。ことごとく首相の言葉がぶれていく。伝わるのは「総理のいす」への執着だけだ。内閣支持率が10%台に落ちている。「失われた十年」に区切りが必要だ。(2009年2月11日付「日報抄」より)
【山梨日日新聞のコラム】 …郵政民営化をめぐる発言の「朝令暮改」ぶりには、ただあきれるばかり。繰り返されるその場しのぎの発言にすっかり馬脚をあらわした格好の麻生首相だ…麻生首相が「選挙の顔」と言われたのも過去の話。支持率が上向く材料もない状況では、解散・総選挙の前に麻生おろしの風が吹き荒れるかもしれない。(2009年2月11日付「風林火山」より)
【北海道新聞のコラム】 …麻生首相は小泉内閣で総務相を務めたが、そのとき郵政民営化に「賛成ではなかった」と先日の国会で答弁した…麻生首相の弁明はこうだ。「自分なりの意見は申し上げたが、内閣の一員として賛成した」。あり得ることではある。このあたりをはっきりと使い分けるのが「麻生流」のようだ。本音は胸に秘め、その場の流れに応じて発言する。迷走や「ぶれ」も、ここから出た面があるのだろう▼自ら「反対派に別れを告げ」とまで呼びかけて、あの選挙で大勝したのだ。それに支えられて今の政権がある。実は本音ではありませんでした、では有権者をだましたも同然だ。もはや、解散してもらうしかない。【2009年2月7日付「卓上四季」より)
【紀伊民報のコラム】 定額給付金については「評価しない」が70・5%、「評価する」が23・7%。…10人のうち7人もが支持しない政策は、もはや政策と呼ぶには値しないだろう。▼むろん、この数字がすべてではない。しかし、13日の読売新聞には「首相の資質は(5点満点で)1・8点」という記事も出ていた。政権を投げ出した福田、安倍両首相より、なお低い。支持されず、評価もされない首相にいま、この国のかじ取りが託されている。(石)(2009年1月13日付「水鉄砲」)全文
◆定額給付金「評価しない」70.5%、首相にふさわしいのは小沢氏46%、麻生氏22%(共同通信社1月10-11日世論調査)◆⇒調査結果詳細はこちら
◆目玉が逆風に、止まらぬ「麻生離れ」/神奈川県内聞き取り調査(神奈川新聞)◆【小沢氏「選挙近い」】民主党の小沢一郎代表は11日のNHK番組で…衆院解散の時期について…「近いと思う。国民の不信がこれだけ広まると首相は政権にしがみついていられなくなる」と指摘。政権への逆風が衆院解散を遠のかせる結果につながるとの指摘には「国民の不信感が募れば私どもに有利だ。政策を訴える期間が延びるということで、苦にしない」と強調した。…全文(1月11日共同通信)
◆2008年12月7日の世論調査は25・5%◆「麻生総裁リコールも」 渡辺喜美氏が退陣の3方法(共同通信)
【写真】衆院予算委で答弁する麻生首相。右から中川財務・金融相、与謝野経財相ら各閣僚=9日午前(共同)

【信濃毎日新聞の社説】 麻生太郎内閣の支持率が急落した。政治のかじ取りの迷走や失言により、首相の力量への疑問が高まった結果と見るべきだ。求心力の衰えた政権がずるずる居座るようでは景気対策もままならない。速やかな解散・総選挙を首相に求める。…麻生政権に「ノー」が突き付けられた今度の調査結果は、首相の首のすげ替えによる急場しのぎがこれ以上は通用しないことも示している。衆院解散の時期について、調査では約半数が「来年度予算を編成した後の年末」ないし「来年1月の通常国会冒頭」と答えている。…政治再生のエネルギーはやはり有権者に求めるほかない。第2次補正予算をこの臨時国会で成立させた上でなるべく早く衆院を解散するよう、首相に重ねて求める。(2008年12月9日付)
【写真↑】追加経済対策で記者会見する首相=2008年12月12日夜、首相官邸(共同通信)
【西日本新聞のコラム】 …迷走した定額給付金問題には、重大ニュースで10位の「北島康介選手の五輪2連覇」にそう劣らぬ票が集まった。小遣いに充てる交渉を親と進めた若者もいたろう。一方で、100年に一度の危機にそんなばらまき政策でいいの?の声が高校や中学校でも聞かれるやに聞く▼「明鏡国語辞典」の大修館書店が中高生から「辞典に載せたい若者語・日常語」を募った。3回目の今回は6万余が寄せられた。最優秀賞の1つは「チェンそー」。チェンジ総理の略だ。「チェンそーしてほしい」などと使う。使われて誕生した麻生総理だったが。(2008年12月9日付「春秋」より)
【熊本日日新聞のコラム】 …米国のオバマ次期大統領の「約束違反」の小さな記事が載っていた。なんでも、大統領選挙期間中に宣言していた禁煙の誓いを、実は何度か破っていたのだという…金融危機や自動車産業の救済問題など多事多難の超大国で、こうした小さな約束違反が話題になるのは、新しい指導者に寄せる国民の期待の表れであろう▼比べるのも気が引けるが、同盟国のわが国はどうか。…(2008年12月12日付「新生面」より)
【静岡新聞のコラム】 石橋湛山内閣は、首相が病に倒れたこともあり、短命だった。国民の人気もあり、内閣支持率は高かったそうだが、内閣として実績を挙げる時間はなかった。しかし湛山は政治家としての潔さや、政治家としてあるべき姿勢を自ら実践し、示した。その思いのこもった湛山語録は今も新鮮に響く▼湛山は、政治家を見て一番痛感するのは、「自分」が欠けているという点だと言い、自分の信ずるところに従って行動するという大事な点を忘れ、まるで他人の道具になりさがってしまっている人が多いと指摘した…首相の言動を見れば、自分の信ずるところに従って行動する大事な点を忘れているのではないか。…政策の迷走には、もはやうんざりである…(2008年12月9日付「大自在」)
【中日新聞のコラム】 打率3割。プロ野球でしのぎを削る打者たちにとって、この数字は、一流の証しという▼だから、こだわりは強く、シーズン最終盤にぎりぎり届いていると、割り込むことを恐れ、もう打席に立ちたくないとさえ思うものらしい。30%を切ると政権の危険水域といわれるから、内閣支持率とちょっと似ている▼きのう、新聞各紙が世論調査の結果として、そろって麻生内閣の支持率急落を伝えていた…(2008年12月9日付「中日春秋」)
【福島民報のコラム】 「民間で(環境対策を)銭にしちゃおう、しのぎにしようというのがすごい」。麻生太郎首相が14日に北九州市を視察した際の発言である。銭はともかく「しのぎ」を理解できた県民はどれほどいただろう。一般の辞書では分からない。しのぎは暴力団の隠語で「稼ぎ、経済活動、もうけ」を意味する(米川明彦編「集団語辞典」)。…国の最高指導者として、無法者の言葉を使うのはいただけない。…(2008年12月20日付「あぶくま抄」より)
【北海道新聞のコラム】 麻生首相に申し上げます。失言にはあまり驚かなくなりましたが、これはいけません。先日、北九州市でリサイクルの施設を視察しましたね。その折の発言が「民間で(環境対策を)銭にしちゃおう、しのぎにしようというのがすごい」というものでした▼しのぎと言われても、一般の人には耳慣れません。やくざの世界の俗語なのですから。その意味は収入とか、資金を得る手段。むろん賭博や麻薬など非合法なものが含まれます▼あなたの地元・九州の筑豊には、…あなたの話し方は、べらんめえとは違います。下町の言葉は、少々乱暴でも粋なもの。普通の言葉遣いはできませんか。くるくると変わりさえしなければよいのです。(2008年12月18日付「卓上四季」)
【北日本新聞のコラム】 …緊急経済対策も、総額二十三兆円規模と字面は勇ましい。本年度二次補正予算と来年度予算で「十四カ月予算」になるらしいが、早くても来年二月以降の話だ。景気対策になるかは、実行されてみないと分からない。内閣支持率が急落し国民の「麻生離れ」が進む中、頼りの与党でも求心力の低下が指摘され始めた。やる気の空回りが続けば、与党内に政局絡みの変な動きがまん延しかねない。ちなみに日本漢字検定協会(京都市)の「今年の漢字」は「変」だった。(2008年12月13日付「天地人」)
これからの日本はこれまでの日本とは違う 【西日本新聞のコラム】 政権交代から1週間が過ぎた。世論調査で軒並み70%台の内閣支持率を得た鳩山由紀夫首相は、国連気候変動サミットに舞台を借りて鳩山外交もスタートさせた…これからの日本はこれまでの日本とは違う。そう感じるのは感じすぎだろうか ▼対等の日米同盟が軸になる。温暖化対策でも核廃絶に向けた取り組みでも米国はオバマ政権誕生後は一転して旗振り役になった。変身し始めた日本も地球規模の問題では一緒に旗を振っていく。そんな同盟関係を描きたくなる。(2009年9月24日付「春秋」)全文
中川さんの記者会見での醜態に関し麻生さんが任命責任を認め国会で陳謝した。しかし自らの責任をどうゆう形で取るのかは明確にせず口で陳謝しただけである。この件は各国の報道等を見れば日本の国益と信頼を著しく毀損するものになったことは明白である。それを口先だけでごまかそうと言うのは正に人間として基本的なものがかけている。政治は結果であり、それに対し責任をとるのが政治家である。口先だけの政治や荷は国民が選挙で引導を渡すしかない。このような首相を選び、存続を許している自民党も同罪である。
投稿者 匿名 : 2009年02月19日 18:03
麻生首相、総理大臣の器でない。
又、それ以上に彼支えている自民党国会議員に、国政を支える人材いない。民間では、頭がダメなら支えるスタッフがしっかりしているもんだのに、現自民議員総入れ替えの選挙洗礼受けるべし。
投稿者 匿名 : 2009年06月12日 16:49
マニペストより財源重視していただきたい
今日言ったことと明日に成ると違う答え出さないように
投稿者 匿名 : 2009年12月18日 08:05






麻生首相の郵政民営化に賛成でなかった発言には耳を疑った。
閣僚として小泉政権の閣議決定に最終的に賛成しているのにである。
この人の言動は全く信用できないことを自ら証明したようなものである。言葉は政治家の命といわれますが、このような言葉はこの人の頭の片隅にも無いのでしょう。
政治家と言う前に、人間としての最低限のモラルも無いのかと言言たい。(嘘をつくな。盗むな。人を傷つけるな等を親や祖父から教えられなかったのでしょうか?)
次期総選挙でこのような政治家は即刻退場してもらうしかない。このような政治化が国政に参加していること自体が国民の大きな不幸である。
投稿者 山田 : 2009年02月08日 16:32